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原野商法の後始末

本日、母親が半世紀以上前に買った原野商法の、共有の相手であるご友人の相続人の方から電話があった。

土地の権利書

うちの母は、若い頃、職場の友人と、その友人の知人から騙されて、原野商法に引っかかり、近郊の本当の原野(山の中)を共有で購入していたことがある。
宅地として造成されますから、すぐに値上がりしますよ、そんな甘言を信じたが、多くの原野商法の例にもれず、その土地がどこにあるかさえも怪しいまま、課税さえされない状態で原野は放置されている。

だが、この原野については、せめて赤の他人である友人同士の共有関係だけは解消しておこうと、母のご友人の相続人の方とかねてから相談していて、ご友人の方が94歳で亡くなられたため、手続きを始めたいと連絡をいただいたわけだ。

問題は母だ。

まぁ、ただ、認知症で、この土地を他人に譲るとなったらごねるに違いないが、もらうとなったら了承するに違いない。
母に話してみた。

予想通り、もらう話だったので簡単に了承された。

とりあえず、共有をまとめるために、司法書士を探さねばならない。

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高梨
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。