#39 グアダルーペの聖母のもとで。
タイトルのように、こちら現地時間の12月12日は、グアダルーペの聖母の日です。
グアダルーペの聖母は、メキシコカトリックの象徴とされているみたいで、よくメキシコのTシャツのプリントとかにもなってるし、私たち夫婦が住む田舎のあたりでは、このシーズンになるとグアダルーペさんの像をキレイに飾られているお家が9割越えと言っても過言ではないほど。
さくっと動画はインスタであげてます。
ご近所さん家に卵を買いにいったら、キレイに飾ってあったので撮らせていただいた。
村の果てにぽつんと一軒家で住んでる我が家だけど、最寄りの村自体も小さいし、そんなに知られていないんじゃないかなって思う。
あ、でもサーフィン目的でこの近郊に来る人は知ってるかもなぁ。。。
近くのサーフスポットが日に日に西洋人で溢れかえっているから。
そんな小さなこの村には、教会がなかったみたいで。
我が夫婦はキリスト教じゃないし、お恥ずかしながらそんなことも考えなければ気にも留めていなかった。
でも夏ごろから、住民の人たちが、教会建てる為に道端でドネーションを集められてて。
村の人も、西洋人がいっぱい通るし、ちょっと助けてもらえるかなって思ったみたいだけど、蓋をあけてみるとなかなか難しかったみたい。
最近は近所のごはん屋さんで、近所の学校にドネーションするから置物買ってーっておいてて。
「いくら集まったの?」って聞いたら、20ペソ札(約170円)を一枚ひらひら~ってさせて見せてくれた。
サーファーさんたちはメキシコに住んでるわけじゃないし、そんなもんなのかしら。
っていうより、切り詰めて居れるだけいてサーフィンしたいが本音なんだろうなぁと思う。
こんな時は、うちのお父ちゃん(旦那さん)の出番。
こういう時に男前度を発揮する人。
村の人たちが集めてるところを見ると、夏の教会へのカンパから学校へのドネーションも、彼はいつも寄付してるのを目にしてきた。
で、一般的には教会って言える見た目じゃないかもしれないけど。
村の中心に位置する場所に、雨風をしのげるように建てて。
椅子を置いて、ジーザスとグアダルーペの像を置いて。
みんなで集まって祈る場所になってるっていうのを、今日は目にした我が家なのです。
祈りの対象が違えど、みんなで集まったり、Prayerを捧げられる場所があるのは素敵。
今日はグアダルーペの聖母の日ってことで、教会にキャンドルとお花が捧げられてるのを見て。
なんか色々、ちょっと嬉しくなったのでした。