ドラマ「海に眠るダイヤモンド」4話感想
今週もおもしろかったです!新情報満載でちょっと頭がパンクしそうですが、戦争だけは二度と起こしてはいけないなと思い知りました。
3話の感想は⇩
リナは思っていたより大変な過去を背負っていそうですね。それに気づくのが進平というのがおもしろいです。最終的に駆け落ちとかしたらどうしましょう。
まさかの鉄平→朝子ライン開通ですか!?賢将に相談するあたり残酷ですね...。しかも脈あるかな?って鈍感すぎませんか?この鈍さはもはや罪なのでは...。
登場人物の中で1番女社長になってそうなのは百合子なんですよ。性格的にも百合子=いづみさんはあり得そう。でも、いづみというのが本名だとしたら、可能性が高いのはやっぱりリナですよね。草笛リナが偽名なことも告白してましたし。
いづみさんが再婚なんだとしたら、どこかのタイミングで鉄平と夫婦もしくは恋愛関係だったことがあったとしてもおかしくないですね。だとするとやっぱり朝子もあるか〜?
レオがいづみさんの孫説はおもしろいけど短絡的な気もします。どんでん返しとしてはもう一捻りほしいかも。
長崎は土地柄キリスト教徒が多いんでしょうか。百合子は朝子のことが羨ましいのかもしれません。貧乏だけどみんなに愛されていて、家族仲が良くて、そんな朝子が妬ましいのかなと思いました。
百合子のお母さん白血病だったんですね...。「まさか10年経ってから...」と言っていたので、もしかして被爆者だったとか?と思っていたら、ちょうど原爆投下の日に長崎に行っていたとは...。この時に百合子のお姉さんは亡くなっていたんですね。
そして荒木家の子供達の遺影も戦争で亡くなった子達のものだったんですね。兄弟の中で生き残った子と亡くなった子がいるというのは辛いですね。親側も子供側も。
年齢的に戦争に行った子と行ってない子がいるというのも言葉にできない辛さがあると思いました。20歳の子が戦死して、18歳の子が決して語れないものをたくさん見てきたんだと思うと悲しいです。
先週は好景気に沸いていた端島が羨ましかったですが、まだまだ多くの人が明るい顔の裏で戦争の爪痕と必死で戦っているんだと思うと、自分の浅はかさが恥ずかしくなりました。
百合子は家族のように宗教にどっぷり浸かれていないからこそ辛いのかもしれません。キリスト教の教えに盲目になっていれば、わかりやすい理由や縋れるなにかがあれば、心は楽になるのに、それができないから苦しんでいるのかもしれません。
百合子もお母さんみたいにこれから被爆の後遺症が出るかもしれないわけで、それってめちゃくちゃ怖いですよね。
「偉い奴はみんな生きている」という鉄平父の言葉は痛かったです。実際、国の中枢の人たちは意図的に国民を洗脳して戦争に駆り出したんだろうし、これからも同じことが繰り返されない保証はないんだなと思いました。
盆踊りのシーンは美しかったです。死者を迎えたり送ったりする儀式は、ご先祖様のためのものと思うとピンときませんが、身近に亡くなっている人がいると思い入れが強くなるのかなと思いました。
でも美しいだけじゃ終わりませんよね。来週は一波乱ありそうです...。
5話まで待ちきれない人はぜひ「アンナチュラル」と「MIU404」も観てください!「海に眠るダイヤモンド」に負けないくらいの衝撃と感動が味わえるドラマです。
「ラストマイル」の感想文は⇩