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ドラマ「あの子の子ども」12話(最終話)感想

めちゃくちゃしんどいところで終わった11話。そろそろ最終回も見えてきて、どういう締め方になるか気になるところです。いや、もしかして12話が最終回ですか!?

11話の感想は⇩

保健の先生がどうしてこんなに福に寄り添ってくれるんだろうと思ってたんですが、まさかの不妊治療経験者だったとは...。

そう思うと、妊婦かつ未成年の福に「お前が子供を産むことで影響を受けて地獄に引き摺り込まれるやつもいるんだぞ」的なことを言い放った山田先生は最悪ですね。最後の最後に厳しいけど優しいところもあるエピソードが挟まれていたのでギリギリ許せるけど!

福父しばらく大人しくしてたなと思ってたら久々に出てきましたね。しかもかなり譲歩した提案してきたじゃないですか。このお父さんがあと2年は帰ってこないのちょっとありがたいなと思ってしまいました。近くにいるとちょっと暑苦しいので。

それにしても福父は娘の結婚に色々夢見すぎててちょっと笑ってしまいます。みんなでお父さんを慰めないといけない空気になるのずるいな〜。

福兄は本当にこのタイミングでフィリピンに行っちゃうんですね!?これはどういう意図のドラマオリジナルなんでしょうか...。

宝が通信高校に転学するのは意外でした。漫画では福だけ通信に転学、宝はバイトしながら引き続き高校に通う、あわよくば大学にも行くという展開だったはず。先々の世帯年収を考えたら、それも選択肢のひとつとしてありだとは思いますが...。どうしても福ばっかり損する形に見えるから避けたんでしょうか。

そしてまさかの、アフターピルを貰いに行く前に買ったひよこラムネが矢沢との仲直りアイテムになるとは!そんな伏線の回収仕方ありますか!?まさかの生産終了からの高額転売って!

矢沢が福と飯田をブロックしてる理由は切なすぎました...。矢沢が歌えない理由も想像以上に重かったです。親の性行為目撃はたしかにトラウマになるかも...。しかも母親の相手父親じゃないしな...。

素早く事情を把握して矢沢の言葉を遮る飯田かっこよかったです。矢沢の背中に触れる前に確認するところも。

そして福が宝と一緒に訪れた産婦人科の受付に「本人の承諾なく親や学校に連絡はしません」という表示がされているのにうるっときました。福の事例から学んだことをいち早く実践してくれているじゃないですか...。ただでさえ不安な10代の妊娠出産、こんな病院に出会えたことは福にとって幸運でしたね。

終業式の担任の先生の話はめちゃくちゃ刺さりました。「自分の価値を傷つける行為を繰り返していると、誰かが自分のことを好きだと言ってくれても信じられなくなる」って怖すぎる脅しじゃないですか...?特に思春期の子達にとっては。いや、大人になって初めて、これがとてつもなく怖い脅しだと分かるんでしょうか。

あと高校生妊婦をサポートできる学校体制構築に向けて国が動き出したかも?みたいな終わり方なのもよかったですね。だからちょこちょこ関係者のビデオインタビューみたいな演出になっていたのか〜。

漫画とは違う部分がたくさんあるドラマでしたが、1番いいなと思ったドラマオリジナルは宝母が宝と絶縁しなかったところですね。福母と宝母の最後の話し合いシーンめちゃくちゃよかったです。

しかし!漫画は漫画でおもしろいので「あの子の子ども」ロスの皆さん!ぜひ漫画もどうぞ!8/9に出た9巻(https://amzn.to/3A5VJGc)で本編は完結しています!11月には番外編が入った10巻(https://amzn.to/4gXz67P)も発売!

未成年で子供を産むことを選んだ宝と福がどんな未来を迎えるのか、10巻の最終話で答えが出ています。気になる人はぜひ漫画も読んでください。

漫画一気読み感想は⇩

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