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頑張っても上手くいかない理由は「本気で楽しんでいない」から説

こんにちは、ゆうです。
突然ですが、皆さんの周りには、

「目の前のことを全力で楽しんでいる人」いますか?

・自分にとっては楽しくない仕事を、なんか彼は楽しそうにやっている。
・自分にとっては苦痛でしかない家の掃除を、彼女は楽しいと言ってやっている。
・自分にとってはしんどい勉強を、あいつはゲームをするかのように楽しんでいる。

そんな人達に、誰しも一度は出会ったことがあると思います。

私もあります。高校時代の部活のメンバーです。A君としましょう。私はソフトテニス部に所属していたのですが、そこまで熱中していませんでした。一方で、A君は、得点を取るたびに、本気でガッツポーズをして、「よっしゃー!」と叫んでいました。そんな彼は、同世代の中で一番上手で強かったです。

いくら必死に頑張っても「本気で楽しんでいる人」には勝てないなあ、とつくづく実感します。
今回は、そんな「本気で楽しんでいる人無敵説」を検証していきたいと思います。

「同世代で一番強かったA君」と「報われない私」

A君は、部活の同世代の中で一番上手で、一番強かったです。ずーっと、「一番手」と呼ばれる一番うまいペアの1人でした。一方で、私に関してはいつまで経ってもビギナーランク。ソフトテニスの大会では団体戦があり、3チーム計6人が出場できるのですが、3年間一度もメンバーになれませんでした。

もちろん、いつまで経っても上達しない自分が情けなくて、悔しくて、自分なりに努力はしました。筋トレ、朝練、上手い人の動画を研究、当時自分が思いついた事は全てしました。でも、たくさんした努力で少し成長は出来ても、2倍3倍の成果となって返ってくることはありませんでした。そして、A君のように上手くなれないまま、部を引退しました。

皆さんは私みたいな経験、したことありますか?
「自分なりに頑張ってはいるけど、どうしても追い越せない人が居る」という経験。

・必死に食らいて勉強するけど、どうしてもあの人の点数には及ばない
・自分が10時間かけて覚えたダンスを、彼女は10分で踊れちゃった
・負けてたまるものか!と自分を鼓舞し続けても、なんかゆるい感じのアイツに負ける

何と言うか、「どう頑張ってもこの人には勝てないんだろうな」って思うと、悲しくてやりきれない気持ちになります。

そして、「自分には向いていないんじゃないか?」と、自分が進んできた道が正しい道じゃなかったのかも、と疑い始めます。

そんな何とも言えない気持ちになる経験、皆さんはありますか?

あ。ボールをポーン!!!

運命の岐路は「本気で楽しんでいるかどうか」

これほどまでに差を生み出した、A君と私の違いはどこにあったのでしょうか。「一番強いA君」と「いくら努力してもなかなか報われない私」、その間にはどんな違いがあったのでしょか。

私は「本気で楽しんでいるかどうか」だと思います。
つまり、A君は本気でソフトテニスを楽しんでいるのに対し、私はどこか楽しめていなかったのだと思うのです。

もちろん、練習量だとか熱量だとか、その他にも色々な要素はあると思います。毎日1時間朝練している人と、朝練をしていない人では、1週間で7時間、1か月で30時間ほど練習時間に差が出ます。毎日1時間朝練をしている人のほうが、確率的に上手くなるのは言うまでもありません。

しかし、こういった練習量などの要素も全て、「本気で楽しんでいるかどうか」に繋がっていると、私は思います。

夢中で時間を忘れてゲームに没頭するような感覚。
本気で楽しんでいる人は、あの感覚になってるので、自然と練習量も増えるんです。結局、私たちは「本気で楽しんでいる人」には勝てないんです。

「捉え方」が違う、A君と私。

話は私の高校生時代に戻り、部活の練習メニューとして、ランニングをするとしましょう。この「ランニング」1つをとっても、A君と私では、ランニングの捉え方が全く違います。

A君は、「本気でソフトテニスを楽しんでいる人」です。だから、ランニングもワクワクしながら走ります。

これだけ聞くと、A君が変な人みたいに感じてしまいますが、A君の中ではキレイな筋道があります。

試合の中で、後半になるとどうしてもバテてきて、普段通りに動けない。それだと、自分が後半になってからやりたい技が出来ない。つまんない!!
よしじゃあ、ランニングで、試合の後半でも疲れないような体力をつけよう!ってA君の頭の中では考えているのです。

つまり、楽しく試合をするために、足りていない要素をランニングで補おうとしているんです。ゲームで例えるなら、キャラクター育成のため、地道に素材を集めている感じですね。普段は単純作業が嫌いでも、不思議と、育成の素材集めはできちゃいますよね。

一方、私の頭の中は全く別。うわあ、走るの苦手だよおお。しかも、今日いつもより3周多く走らなきゃじゃん!
いや、でも頑張らなきゃ!この前の大会で悔しい思いしたんだから、もう繰り返さないために頑張らなきゃ!って、私の頭の中はなってます。

つまり、私は、とにかく悔しかった思い出を回想することで、嫌いなランニングを乗り切ろうとしているんです。これでは、ランニングを楽しいテニスをもっと楽しくする為のステップだと捉えているA君には、勝てるはずがありません。嫌々ながらランニングをする私は、「早く終わってくれれえ」って考えているだけなのに対し、A君は楽しんでいるので、上達スピードも圧倒的に早いからです。

今は、ランニングの例を出しましたが、これに限った話ではありません。どんなことでも、本気で楽しんでいる人は上達スピードが速く、より大きな成果へと繋がるのです。

ゲームを現実の世界で?

とは言うものの、世の中楽しいことだけをして暮らせる人はあまり多くはありません。
かといって、つまらないものを無理やり楽むのも、そう簡単にできるものじゃありません。

だったら、私たちは「本気で楽しんでいる人」になることが出来ないのでしょうか。

そんなことは無い、と私は思います。そして、「ゲーミフィケーション」ってものが役に立つんじゃないかと思っています。「ゲーミフィケーション」って言うのは、一言でいうと、現実のタスクをゲームのように取り組むことです。

かなり長くなってしまったので、今回は詳しい話をせず、次回に回しますが、「現実をゲームのようにしてみる」を少し考えてみるのは、意外といいかもしれません。
(次回の私、ちゃんと調べておいてくれ~~!)

【5/5 追記】「ゲーミフィケーション」の記事

どうも未来の私です。ゲーミフィケーションの記事出来ました!
ので、気になった方は見てみてねん。
「ゆうの書斎」会員限定コンテンツですが、14日間は無料で読めます。
①前編↓↓↓

②後編↓↓↓

〇Photo by Alexander Dummer on Unsplash
〇Photo by Dan Gold on Unsplash
〇Photo by Javier Martínez on Unsplash


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