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何をしていいのかわからない

 暗闇の中で、手探りに出口を探すような、そんな風景が目に浮かぶ。

 前後左右上下。何も見えず、何もわからない。

 それはもちろん比喩だけれど、そんな状態が目に浮かぶようであった。

 生きていることそのものがそんな状態である、と言われれば、それに反論するつもりもない。けれど、実際にそんな場面に直面した場合、そんな悠長なことを言っていられるのだろうか。

 出口が見えない、だけではない。どこへ進むかもわからない。何をしていいのかも、何かしていいのかも。

 そうして思考ばかりが巡り、ここに ひとり たたずんでいる。

 わからない、わからない。

 私は、何かを待っているのだろうか。
 それとも、何もないのだろうか。

 どれだけの時が経ったかも、忘れてしまった。

 いつか、それが、見える日がくるのだろうか。わかる日が、くるのだろうか。

 そのとき、私は、動くことができるだろうか。

 私でなければ、こんなことにならないのだろうか。

 教えて、ほしい。

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ふみ
いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。