ひとり であるから

 たすけて とも言えない

 たすけて とは言えない

 たすけなんて いらない

 たすけなんて いらない

 わたしは ひとりで

 わたしは ひとりで

 勝手に 落ちて 沈んで

 どこか 消えて 溶ける

 そんな 夢を 見ている

 声なんて あげられない

 声なんて 届きもしない

 わたしの 声は 聞こえていますか?

 わたしの 心は 聞こえていますか?

 答えなんて 知っている

 知っている わかってる

 わたしの 姿は 見えていますか?

 わたしの 心は 見えていますか?

 聞くまでもない 聞くまでも……

 だれだって だれもがみんな

 わたしは ひとり

 わたしは ひとり

 ひとり なやみ くやみ

 苦しい 悲しい 嬉しい

 そんな感情を 持て余し

 だれもが みんな

 理解は されない

 理解は できない

 それだけが わたしの

 わたしの 支え だと

 それだけが わたしの

 支えであると 呟いて

 天を あおいで いる

 

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。