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季節らしさ と 人は言う 早咲きの桜 に 人は憂え 遅咲きの桜 に 人は悩み 季…
わたしの 声は どんな 色を していますか わたしの 言葉は どんな 形を して…
たとえ すべて わすれて すべて きえて はてても きっと ここに こころに の…
わたしには もう ううん はじめから そう きっと そう はじめから いない …
声の 響きは 何を みせる 声の 震えは 何を みせる 言葉に とらわれ 支配され…
信ずるものが あやふやに 消し飛んでしまった なら どうしたら いい 信じていた…
こんな空しさを 抱えながら こんな寂しさを 抱えながら わたしは いつまで 生きる 生きて いかないといけない 蹲る感情と欲が 混ざり合い 指先で触れる 花のつぼみは すでに 枯れ始めているのに どうして こんなにも 潤い いじらしい 生命を奏でるか こんな空しさを 抱えながら こんな淋しさを 抱えながら 溢れ出る この気持ちを抑え この欲に 溺れていかぬよう わたしは いつまで 生きて 生きて いかなければならぬ
心に潜んだ 邪魔なもの 心に挟んだ 邪魔なもの それはいつまで いつまで残る そ…
完全なる白の世界 完全なる黒の世界 完全なるその世界 完全たるその世界 そんな世界…
楽しくて 悲しくて 涙も枯れ果てて 笑顔だけが残り 笑顔だけが映り あの子の顔が…
その瞳から こぼれる笑みに その瞳から にじんだ笑みに その瞳から ささやく笑みに…
たすけて とも言えない たすけて とは言えない たすけなんて いらない たすけな…
こんな眼で 見ているから こんな眼を しているから 受ける感情は 受けるもの す…
さりげない その手際に恋をする なにげない その仕草に恋をする 恋とはなんぞ と 笑った声さえ 愛おしい 愛おしい と 感じる さりげない その やさしい瞳に なにげない その かなしい手に 恋をして 恋とはなんぞ と呟き 心浮き立つ姿にこそ 恋があると 信じて 信じて 信じて 信じて あなたの 美しい その所作 に あなたの 美しい その流れ に わたしは 恋をしているんだ と 思う 思って たとえこの想いを 表す言葉