サークル設立のすすめ
「どのサークルに入ろう!」
四月からのキャンパスライフに胸をときめかせ、どのサークルに入ろう、兼サーなんかもしちゃおうかな、と考えてるアナタ。そう、アナタ。
サークルに入るのもいいですが、サークルを立ち上げてみませんか。
サークルを立ち上げるメリット
とは言え、サークルを立ち上げるのは時間も労力もかかります。
なんでそんなことをわざわざ?
と思いますよね。
いや、その大変さを上回るメリットがあるんですよ。
ここでは2つ、サークルを立ち上げることによる大きなメリットを紹介します。
① 自分のやりたいこと、全部できる
「おれのやりたかった事全部できる…………!!」
とギア5のルフィは言いました。
サークルの設立者はそりゃもうすごいです。
自分のやりたかったこと全部サークルでできます。
もうニカですニカ。
何をするのか
どのくらいの頻度でするのか
誰と一緒にするのか
飲み会はするのか
合宿はするのか
学祭で何を出店するのか
そういったことを全て、全て自分の思うがまま決められるのです。
自分が楽しい環境を、自分の手で作ることができるのです。
この大学で一番自由な奴になれます。
もうまじでめちゃめちゃたのしいよ!!!
② コミュ力や企画力、PCスキルが向上する
地味に自分の力が付きます。
サークルメンバーを集める際にはコミュニケーション能力が必要です。
サークルのイベントを企画する能力も必要です。
大学に書類を提出するときにはワードやエクセルも使わにゃなりません。
最初は苦手でも大丈夫。みんなそんなもんです。
やり始めるとちょっとずつ、ちょっとずつ力がついていきます。
サークルが軌道に乗るころには、きっとアナタはもうコミュ力・企画力・PCスキルすべてつよつよになっていることでしょう。
あとガクチカになります。
「現在○○人いるサークルを、私が立ち上げました!」
と主張すれば、きっと就活で高評価を得られるでしょう。
サークルの立ち上げ方
立ち上げ方は2パターンあります。
・自分でやりたいことを決める→それに賛同する人間を集める
・友人や知り合いを集める→みんなでやりたいことを決める
どっちの方がいいとかはないです。
やりたいことが決まっている人は前者をオススメします
友人と何でもいいからなんかしてみたい人は後者をオススメします
それじゃあサークルの立ち上げ方、見ていきましょう
前者の方は下の①-Aから①-Bをお読みください。
後者の方は①-Bから①-Aをお読みください。
①-A なんのサークルにするか決める
サークル設立で一番重要です。
ここでのポイントは既存のサークルと差別化できているかです。
同じ活動内容・活動頻度のサークルを作っても、新しく入ってくれる人は少ないでしょう。
既存のサークルとは、どこかで差別化を図りましょう。
一番簡単なのは、活動内容が一切被ってないものを立てることです。
テニサー、バスケサークル、軽音などは大学には無限にあります。
そうじゃなくてもっと珍しいもの。
例えば、カバディサークル、つけ麺サークル、メキシコ―ラ研究会など。
とにかくやってる内容が珍しいものを立てることで差別化を図りましょう。
いや私は、テニサー、バスケサークル、軽音を新しく立ち上げたい!
そう思う人もいるでしょう。
その時は活動内容以外の部分で差をつけましょう。
活動頻度が週3のテニサーが既に存在していたら
→月2のゆるいテニサーを作る。
経験者のみのバスケサークルが既に存在していたら
→初心者大歓迎、むしろ初心者しか加入を許さないバスケサークルを作る。
飲み会があまりない軽音が既に存在していたら
→ほぼ飲みサーみたいな軽音を作る。
こんな感じで、何かしらで差別化を図りましょう。
そうすれば、差の部分に魅力を感じてくれる人が絶対にいます。
①-B 人間を集める
こちらも重要です。
元からの知り合いを誘い込むでもいいですし、
XやInstagramで募集をかけるのもいいでしょう。
人が集まらない!という方。
もうこればっかしは、しょうがありません。
少人数でも活動始めちゃいましょう。
活動をぼちぼちやりながら、広報を重ねていけば興味を持ってくれる人は増えるはずです。まず始めてみましょう。
人数が必要なスポーツ(野球・サッカーなど)でも、少人数でやれることはあるはず。(キャッチボールとか)
それでは次!
② 最初の活動をする
さあ紆余曲折あっていよいよ最初の活動!
最初の活動で重要なのは2点
1点目
ちゃんとサークルメンバーと仲良くなろう
大事です。仲がいいのが一番いいです。
活動を通して仲良くなれるような工夫をしましょう。
コミュ力がある人は特に心配はいらないでしょう。
コミュニケーションが苦手な人は、みんなで楽しめるようなレクリエーションを活動の前に挟むといいでしょう。
ググればたくさん面白そうなレクがでてくるので、ぜひ。
(自己紹介風船バレーとかおすすめです)
2点目
次の活動の予定を決めよう
集まって楽しかったなー、おわり。
ではなく!どんどん次につなげていきましょう。
もうその場で次の予定を決めちゃいましょう。
家帰ってからLINEで日程調整してどのくらいの時間でなにやるかーーー・・・・・・
なんて面倒臭いことはせず、もうせっかく今顔を合わせているので今、次の活動の日程とやることを決めましょう。
下手したら一回集まっただけでそれっきりもう会わない、サークル破滅。
なんてこともあるので、なんとしても継続的な活動に繋げましょう。
③ 大学公認サークルになろう
せっかくサークル作ったんだから、大学非公認サークルのままで満足できるわけありませんよね。
公認サークルにしちゃいましょう。
大学によっていろいろ勝手が異なりますが、公認サークルになることにより以下のような恩恵を享受できる可能性があります。
・活動支援金がもらえる
→大学の後援会などから毎年数千~数万円のお金をもらえるようになります。自分のやりたいことの資金を他人が捻出してくれるなんて、ステキ!
・大学構内の設備を使用できるようになる
→サークルをつくったのに、活動する場所を確保できない😢
と困る場合があると思います。公認サークルになることで大学の教室や運動場などを使用できるようになるかもしれません。
・学祭や合同新歓などの大学主催・学生自治会主催イベントに出やすくなる→大学によっては公認サークルしかイベント参加が認められていない場合もあります。学祭や合同新歓に出ることで知名度アップ!サークル員増加が見込めます。何より学祭は楽しい!
とまあメリットはこんな感じです。
しかし公認サークルになるには一つ越えなければならない壁があります。
それは顧問探しです。
多くの大学では、公認サークルになる条件として、常勤の先生が顧問になることが必要です。
顧問探しの方法は、自分の指導教員や授業でお世話になった先生の中から、優しそうな方を選んで、頭を下げてお願いしていきましょう。
恥を忍んでお願いしまくりましょう。断られても凹むな!
④ 継続的な活動をしよう
ここまでお疲れさまでした。
無事公認サークルになったら、もうあとは継続的にサークル活動を行って楽しみまくるだけです。
今月はめんどくさいから活動なし!
ってふうに、ほっとくとサークルは必ず滅びるので、継続的に活動しましょうね。
活動の企画担当者を毎回交代していくのもよいですね。
責任感をみんなにちょっとずつ負わせていくことで、よりサークルが活発になっていきます。どうか楽しんで。
おわりに
長々と読んでいただきありがとうございました。
この文章を読んで実際にサークルを作って
「サークルって楽しい!」
と思ってくれる人が一人でもいたら幸いです。
それではまた!