「命どぅ宝」
※少しショッキングだったり、暗い話題になるかもしれません。
日常をそれなり生きていると、
自分の命が尽きる事って本当にあるのかな?とふと思うことがあります。
なんていうか、不思議な事として感じる。
そりゃそうなんですよね。
誰も経験者として「死」を語れる人なんてこの世にはいないから。
命が終わる時ってどんな気持ちなのだろう?
誰かに聞いてみたいけれど、それはそれでナンセンス。難しいです。
でも私たちは、近しい気持ちを覚えた事はあるでしょう。
自分と関係の近い人が亡くなるとき。
まるで自分の命が燃え尽きたかのような痛みを負いますよね。
とても言葉には出来ない感情なのですが、すごく辛い。辛い事です。
私にはある経験があります。
元々保育士として働いていた4年前、2歳児のクラス担任をしていた時の事ですが、クラスの男の子が突然亡くなりました。
原因は不明。
ご家庭や、保育園で何かがあったわけではありませんでした。
担任だったので最後の火葬に立ち合わせていただけたのですが、
その時の雰囲気、いた方々の表情、時間の流れ……色んなことが今でも忘れられないし、今でも言葉には出来ません。
人間生きていれば、いつか終わりはきます。
それはみんな分かってるし避けられないこと。
でも誰でも、亡くなって良い人なんていません。いないです。
その中でも、特に子どもという存在はいかなる理由でも終わりが来てはいけない。と、私は強く思っています。
私のせいではないと分かっていても、
自分の何かの対応が間違ってたからじゃないか、気づけてなかったことがあったんじゃないか
もっと一緒に遊びたかったな
もっと抱っこしたり、お話したかったな
もっとこんな風に関わっていれば違ったんじゃないかな
その当時は新卒だったこともあってすごく自分を責めたし
今でもどうしたらよかったんだろうとふと思うことがあります。
さて、私は今1歳の男の子を育てています。
失礼なことを思っているかもしれませんが、担任をしていた子の年齢に我が子が近づいていくことが正直とても怖いです。
でも、怖いと思っている暇があったらその分我が子を大切にしたいのです。
ほんとはね。本当は。
悩みや不安はいっぱいあるけどさ。
だけど、その時は本当に突然訪れるものだと身を持って知ったから思うのです。
そんな暇はないと。
毎日毎日、振り返る事をしないくらいただ楽しいとみんなで過ごしたいのです。
「命どぅ宝」
沖縄のことわざと聞いたことがあります。
命が何より大切。
命に勝るものはない。
命あるかぎりあーだこーだと考えずにただ笑顔で暮らせたらそれが1番ではないでしょうか?
その個人、その家族、周りらしい幸せがあればそれで十分ではないでしょうか?
私自身、悩みやすい性格ではあるので、自戒も込めて。
また、私のような年齢的にまだまだケツの青いやつが何言ってるんだと思われるかもしれません。
が、少し思う事があったので書いてみました。
これからも毎日、今、を大切に過ごしていけますように、
またそんな風に過ごしていける日々が続いていきますようにと願ってやみません。