天井を見つめ続ける母を、見つめ続けていた私。
まだ一年しか経っていないことに驚いた。
だんだんと動きも表情も無くなって、話すことも無くなって、こちらを見て私を認識することも無くなっていった母。私はだんだんと、その母に、元気だった頃の母を見られるようになっていた。
ずいぶん、遠い昔のことのように感じる。
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まだ一年しか経っていないことに驚いた。
だんだんと動きも表情も無くなって、話すことも無くなって、こちらを見て私を認識することも無くなっていった母。私はだんだんと、その母に、元気だった頃の母を見られるようになっていた。
ずいぶん、遠い昔のことのように感じる。