社員へのお便りが書けなくなったのは、読書のせいだけではなかったようだ。
社内の配信がなかなか出来なくなっている。
その理由を「最近まったく本を読まなくなったからだ」と考え、「読書を再開すれば、またどんどん書けるようになるだろう」と仮説して、私は本を読み始めた。
noteを始めた頃は、プロフィールに「読書が大好きで年に100冊以上読んでいます」なんて、書いていたほどだっだが、なぜかこの一年ぐらいは買っても少し読んで積むだけ。本を持ち歩くこともまるで無くなってしまっていた。
それが、金曜日「読書を再開すれば、またどんどん書けるようになるだろう」と思い立って、久しぶりに本を読んでみると、思いの外、読書はすいすい進んだ。時折、いいフレーズを書き留めたりして、復活を予感し、快い気持ちになっていた。
読書熱の復活は、嬉しい。
だが、社内の配信がなかなか出来なかったのは、「読書が止まっていたから」よりも、大きな理由があることに気づいた。
元々は、『みんなが生きやすいように、長らくこの会社で生きてきた私が、会社の攻略法を紹介しよう』と始めたものだ。
『助けたい』『届けたい』と思っていたみんなの顔がぼんやりしていることに気づいたのだ。
「社員への愛情が薄れてきた」と言い換えてもいいかもしれない。
みんなへの愛着が無くなってきたから、書く気が無くなってきたのかもしれない。
社員は、色々な現場で働いている。みんなと会う機会が減っている。ミーティングも飲み会も無くなっている。きっとそういうのが影響しているのだろう。
どうしようか。
とりあえず、みんなの顔を思い浮かべながら、書き始めてみようと思う。
そしたら、また、何か新しい発見があるような気がする。
いつも読んでいただきありがとうございます。