食材の研究「山芋」 UDON#13
今日は「山芋」です。
やまいも、やまのいも
と読むそうです。
やまのいもとかはじめて聞きました。
サクッといきます!
◯データ
栄養成分
でんぷん、ムチン、ビタミンB群、
ビタミンC、カリウム、食物繊維
エネルギー
自然薯:121kcal/100g
長いも:65kcal/100g
おいしい時期
10月〜3月
保存
保湿のために新聞紙に包んで冷暗所
◯種類
自然薯
日本の山野に古代から自生。
粘りも強く旨味も濃い。
長いも
円筒形で低温に強く
おもに北海道や東北で栽培。
一番多く流通している品種。
つくねいも(大和いも)
球形で近畿地方。和菓子の原料にも。
いちょういも
扇形や棒状。粘りが強い。
◯歴史
長いもやいちょういも、つくねいもは
中国の雲南地方が原産といわれています。
紀元前から食べられていて
そこからアジア一帯に広まったとされます。
日本へ入ってきたのは
平安時代と考えられています。
◯栄養成分
主成分のでんぷんは加熱が必要ですが
でんぷん分解酵素のジアスターゼが
豊富に含まれており消化を助けるため
生でも食べられます。
たんぱく質の消化吸収を助ける
ぬめり成分ムチン、ビタミンB群、
C、カリウムなどのミネラル、食物繊維が
バランスよく含まれる健康食品です。
◯加熱調理で食感が自由自在
きざんだものを生で食べると
シャキシャキとした歯応えがあります。
しかし熱を加えるにしたがって
サクサクからホクホクになります。
すりおろしたものも
生だとトロトロですが
加熱するとフワフワに変化します。
加熱すると消化酵素は減少しますが
その代わりに多様な食感が
楽しめるようになります。
◯長いもの選び方
ずっしりと重みがあり
適度な太さで皮がきれいなもの。
長いもはひげ根は細かくて
多いほうがよいといわれますが
ひげ根の少ない品種もあるため
必ずしもそうとはいいきれません。
カットしたものは切り口に
変色がないかチェックします。
白くてみずみずしいものが新鮮です。
1本まるごとの長いもは、
太さがなるべく均一なものを選びましょう。
◯まとめ
山芋って実は・・・
生で食べれる唯一のいも
なんです!
ぼくのお店でも
6月からおそらく登場してきます。
スタミナもつくし
栄養も抜群です!!!
夏にもってこいですね(°▽°)
それでは!
明日も元気に上を向いて!