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ポッケからするめいか41
しょうさんとミキさんはスマホを愛用しています。
そう、ら◯ら◯スマートフォンです♪
ガラケーじゃないんですw
今からさかのぼること9年前、
初孫が生まれる直前に機種変更を考えました。
初めはまた同じガラケーにするつもりでしたが、
当時妊婦だった娘さんが、
「今、スマホに変えなければこの先もずーっとガラケーのままだよ?
しかもガラケーは数年後には無くなって、
全てスマホになるかもよ。
今、スマホにしておけばあと数年後に、
あー
あの時スマホに変えといてよかった〜!
って絶対思うと思うよ!」
娘さんは当時、
しょうさんとミキさんがスマホにするならば70歳手前の年齢の今がリミットだと思いました。
今なら私も教えられるし、
両親も(年齢的に)覚えられるだろうと。
当時臨月の娘さんは、
二人を連れて電気屋さんに行きました。
「おっかぁは赤にしろや。俺は黒にすっから。」
二人はニコイチ。
いつもおそろいです。
購入手続きは本人を連れて行ったのでスムーズにできました。
帰宅後。
家に着くやいなや、
ふたりは初めてのスマホにすぐ電源を入れ、
触りまくり。
今までのガラケーと違いソフトタッチで反応するスマホに悪戦苦闘です。
何度も画面をタッチするのに反応しない。
なぜならもう片方の手で画面をしっかり触りながら持っているからです。
「なんだーこりゃ、反応しねぇよ。」
しょうさんが言います。
→画面に触れるのは指一本だけにして。
「電話帳どうやってだすの?」
→まずメニュー開いて〜…
「今までは1番におっかぁの番号入ってて、2番は◯◯で…」
→設定しないと。まだ入ってないんじゃない?
「着信音ジュピターじゃないじゃん!なにこれ入ってないのー?!」
→いや、入ってます。だから設定しないと。
しょうさんもミキさんも相手が質問しているのにお構いなし。
矢継ぎ早に娘さんに質問しまくります。
ちょっと待って、今設定してるから!
娘さんがこのセリフを何度ふたりに言ったことか。
ふたりとも興奮気味に画面にかじりついて操作しています。
スマホに夢中になるのは、若者だけだと思っていましたが、
時代の最先端に触れた初老もまた同じなのだなと娘さんは実感しました。
いくつになっても初体験はある。
そして現在。
あの時スマホにして本当によかったとしょうさんとミキさんは思っています。
今では慣れて完全にものにしています✳︎
が、アップデータのマークだけは馴染めません。
娘さんが何度説明しても、
このマークは何?と聞き、
何度説明しても、
決して更新はしません。
だから時々、
娘さんはしょうさんとミキさんのスマホをチェックしてあげています。