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Eagles [ Same ] Asylum SD-5054
アサイラム5番目の作品はロックバンドで一番好きなバンドの一つイーグルスです。
因みにSD-5053は「JO JO GUNNE」というハードロックバンドで私は興味ないので持っていません。
イーグルスのデビューに至る経歴を簡単に説明しますが、メンバーは Glenn Frey、 Don Henley、 Bernie Leadon、 Randy Meisner。グレンとドンはレコードは出しているも全く無名、バーニーはフライングブリトーなどに参加、ランディーもポコに参加していてそこそこ有名でした。リンダのバックバンドで出会いグループ結成したのはあまりに有名な話です。
(実際4人がそろってリンダのバックをこなしたのは僅か、というか無いかも)
私のアメリカンロックの扉を開いてくれた1曲目「Take It Easy」勿論ジャクソンブラウンとグレンフライの共作(ほとんどジャクソンですが,
因みにジャクソンもセカンドでやってるのかなり後で知った・・・汗)
この曲と同じ頃発売されたドゥービーの「Listen to The Music」のイントロのアコが僕のウエストコーストロックの始まりです。こーいう人多いんじゃないかな(勿論リアルタイムで聞いたわけではないけど)
荒野のサボテンと鷲が羽ばたいてる写真にEagles の文字。今更ですがカッコいいジャケですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1738829086-0MzuSylqivbxPQeNaY5IrWsh.jpg?width=1200)
久しぶりに全曲聴いてみましたが、「やっぱエーなー」の一言に尽きます。
オープニングのジャーンはライブでは裏から入ってる事が多くてそちらの方がカッコいいです。2番のバースにランディーのハイトーンが入り最高にカッコいい。
ゲイトフォールドを広げると
![](https://assets.st-note.com/img/1738829105-PuDOEwd0HetlG5zxf97gIX3b.jpg?width=1200)
たき火を囲むイーグル達。荒野って感じですねーみんなメチャ若い、バーニーはあんまり変わらんけど(汗)
実は写真が表の写真と反対になっています。印刷ミスではなく、当初は上下にも見開きになる4面体の構成でしたが、予算が無くなり通常の見開きになったのです。そのため内ジャケの写真は反対向きのままなのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738829138-n5TKGXifaRmr3oZ9bNLcFBUh.jpg?width=1200)
インナースリーブのバラの花。これがまた印象深いスリーブです。アサイラムは新人デビューで専用スリーブを用意するとは凄い期待をしたのでしょうね、ジャクソンのファーストも専用スリーブでしたね。
因みにセカンドプレスではスリーブジャケになってしまうので、欲しい人はオリジナル買で必要があります!
Impression
久しぶりに聴いた感想はまさにカントリーロックですが、ポコ、FBBと比べるといささかロックぽいです、これはやはりイギリスで録音したのとグリンジューンズがプロディースしたせいかも。ここではまだグレンードンのコンビの曲はありません。
ドンヘンリーのあの声もまだまだ消化不良気味、彼の声はカントリーロックぽくないのですから仕方ないです。それが開花するのは自作の「デスペラード」「我が至上の愛」その後の大ヒット連発につながってからなのです。それとともにイーグルスはカントリー色が薄れ、バーニー、ランディーの脱退につながるのかなー。二人共このバンドがLAのローカルバンドから全米、そして世界でスーパーになるとは思わなかったのでしょうか?またはスーパーバンドになりすぎて嫌になったのかもです。
My Favorite Songs
Take It Easy
イーグルスの初来日、1曲目でグレンが「We Are Eagles From LA California」 といってこのイントロを弾いたそうですが、見ていた人はCaliforniaの青い空が広がったのではないかな。
ランディーとジョーが居るたぶんランディ最後のツアー。
マジで泣けてくる。数あるイーグルスのこの曲でも一番好きな動画。
余計な事ですがジャクソンの同曲ではなぜか「青い空」ひろがらないんですよねー。ジャクソンには悪いけど(爆)
でもジャクソンの2023年の公演のアンコールでは一緒に歌いさらに泣いた。
ジャクソンも載せときました(笑) 弾き語りツアーの模様。
このツアー日本でもやってくれて、見に行きました!
Most Of Us Are Sad
今まであまり気にしなかったこの曲ですが、今回聴き直して一番気に入ってしまった。グレンの作品だけど歌はランディーです、グレンが歌う自信が無かったのかな?でもその判断は正しかったようで、ランディーにピッタリの楽曲ですね。
Train Leaves Here This Morning
ジーンクラークとバーニーの曲で歌もバーニー、フロントに4人並ぶカッコよさよ。
Peaceful Easy Feeling
ジャクテンプチンの曲ですがその後ステージでも定番になるグレンが歌ってます。
Tryin
最後もランディーです。グリンジューンズに「君たちはRock 'n' Rollは出来ない」と言われたそうですが反発してロックっぽいのでアルバムは終わります。
Label
白アサイラム SD5054 マトはA面がD B面がEです。ファーストプレスではないかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1738830631-wQcL73kFHO5lWqYNusPzx0mX.jpg?width=1200)
実はこんなに好きなバンドでも、ライブ参戦できたのはランディー、グレンのソロ公演、ファエウェルツアーの名古屋ドームのみです。フリークとしては非常に少ないライブ体験です。
ただしランデーに関しては奇跡のオリジナルポコを見ました。握手もできたので嬉しかったです。