「自分がすべきことを求め続ける」人生在勤、不索何獲
人生勤むるに在り、索め不ば何をか獲んや
―人生在勤、不索何獲―
[原文](後漢書)
人生在勤、不索何獲。
[書き下し文]
人生勤むるに在り、索(もと)め不ば何をか獲んや。
[原文の語訳]
人生は勤勉さにあって、求めることがなければ何を得られるというのか。
[解釈]
人は死ぬまで勉強を続けるものであり、ですが目標がなければ何を得ることがあるのかということです。
何も得るつもりがなければ勉強していても身につきません。目標があってその目的のための手段の一つとしての勉強にこそ意味があるのです。
生涯現役で仕事を続けるのも、その仕事に対する向上心と常にヒントが落ちていて、そこから得るものがあるから続けるものです。
できる人は常に自分がすべきことを自然と求めているものです。