「時間を有効活用する」謂学不暇者、雖暇亦不能学
学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず
―謂学不暇者、雖暇亦不能学―
[原文](淮南子 説山訓)
謂学不暇者、雖暇亦不能学。
[書き下し文]
学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず。
[原文の語訳]
学ぶ時間がないという人は、時間があっても学ぼうとはしない。
[解釈]
勉強にせよ用事にせよ時間がないことを理由にする人は、時間があっても行おうとはしないということです。
できる人は、わずか数分の隙間時間をも有効活用して学ぶことをしますし、常に意識を持って言動することでどんな時でも何かしら学び取ろうとするものです。
読書も時間がないから読まないのではなく、読む時間は作るものなのです。
時間は最も融通が利かないのですから大事にしたいものです。