「プライドに勝る大志を持つ」士有忍死之辱、必有就事之計
士に死を忍ぶ辱が有るは、必ず事を就す計が有り
―士有忍死之辱、必有就事之計―
[原文](後漢書)
士有忍死之辱、必有就事之計。
[書き下し文]
士に死を忍ぶ辱が有るは、必ず事を就す計が有り。
[原文の語訳]
士が恥じても死なずに我慢するのは、必ず事をなす計があるからである。
[解釈]
死にたいほど恥をかいても生きていくのは、よほどの大計があるからということです。
大きな事をなすためには恥といったプライドを捨てなくてはいけないことがあります。「土下座をしてでも」といったところでしょうか。
できる人は、徹底的に学ぶために恥も気にせずゼロから学び直すことをします。プライドに勝る大志を持っているのです。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥です。事をなした後は恥た経験も思い出や笑い話になるのです。