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グリーンブックのアメリカンピザ

時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。

https://gaga.ne.jp/greenbook/

最初は差別的だったトニーが、ドクターと過ごすうちに変わっていく姿が印象的。ドクターがどんな理不尽な差別にも負けず、信念を貫く姿は胸を打つものがありました。
肌の色が違うというだけでこんなにも差別を受けるものなのか。と改めて思う反面、人は自分と違うというだけで攻撃したくなるとても単純で弱い生き物なのかな……。と考えさせられました。とはいえこのお話、決してしんみりしている訳ではなく、二人のやり取りがコミカルに描かれていてライトに観られます。なんと実話なんだそう!

そして私の特に印象的だったシーンは、粗野で大食漢なトニーの食べっぷり!

ケンタッキーを素手で食べながらハンドルを握って運転するシーンも、うわー、綺麗な車がベットベトのギトッギト。絶対トニーとは一緒に生活できない。今すぐ除菌シートでハンドルを拭きあげたい!って印象的だったけれど(笑) 

びっくりしたのが一人でピザを食べているシーン。4人で1枚食べるであろうピザを、まさかの二つ折りで両手で食べていました。

ピザがちょっと小さいけれどこーんなかんじ。

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驚愕とともに、やってみたい!!
と好奇心が湧き上がり、再現してしまいました。笑

チーズをたっぷりとのせて、サラミをのせただけのシンプルなアメリカンなピザ。
とってもカロリーを感じましたが、ジャンキーで美味しかったです!

子供の頃はピザって友達や家族とみんなで食べるもので、独り占めして一人で食べるのって夢だったのですが、大人になっていざやってみると寂しくなった記憶があります。どんどん冷めていくピザを一人で食べるの、寂しかったです。一人で一枚って食べきれないし。

やっぱり、みんなで集まった時に食べるからピザは美味しいですね。 



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