【風の時代の養生学】正しく歩きたい人へのおすすめ本『新しい 足のトリセツ』
日本で唯一の足の総合病院・下北沢病院の医師団による、足の健康本。
表紙に「アキレス腱の柔らかさが「足の健康」に重要だった!」とあり、よくある「○○が全ての原因だった」的な本かなと思ったら、ものすごい情熱と手間がかけられているであろう良本でした。
新しい「足」のトリセツ
なぜおすすめなのか
内容は、アキレス腱伸ばし、脚の筋トレ、外反母趾、巻き爪、水虫、下肢静脈瘤、靴の選び方など、一見、どれもネットの健康記事にいくらでもありそうな感じなのですが。足のプロフェッショナルが作った本は、細部が違う。
細部って、本当に大切です。ヨガでインストラクターさんに、ポーズを直されたことがある人はわかると思いますが、傍目にはわからないくらいの角度調整でも、筋肉の使い方は大きく変わってきます。
ちょっとした注意事項が、動きを伝えるキモなのです。
イラストがスバラシイ
この本は内容だけでなく、それを支えるイラストがスバラシイ。
人体としての筋肉や重心がちゃんとしているのはもちろん、文章の解説を補完する、わかりやすい姿勢や角度がスバラシイのです!
私も相当な数の健康記事を書きましたが、理想的なイラストをつけるのって、本当に難しくって、相当手間がかかることなんです!
ダンス漫画の身体
ところで、私、有吉京子さんや槇村さとるさんのダンス漫画が大好きで、最近、漫画アプリで作品をまとめて読み返したんですが、初期と最近では、身体の描き方が全く違っていました。
最近のものは、立っているだけでダンサーの筋肉の状態が伝わるような線になっていて、本当に素晴らしいです。
ちなみに1981年に終わったと思っていた有吉京子さんの 『SWAN』、その後続編が出ていました! レオンの脚の筋肉とか、もう最高ですww
シンプルな身体のイラストの見本
さて、この足の本のイラストですが、とてもシンプルな線なのだけれど、筋肉や姿勢のバランスが完璧。
足の構造も、骨や筋肉、腱が、わかりやすい角度から描かれていて、キュンキュンしてしまいました! いや〜、いろいろ勉強になります。
足の総合病院・下北沢病院とは
この本を手に取ったのは「下北沢病院」の本だったからです。
母が数年前に転倒して膝の靭帯を損傷し、その後、老化も相まって、膝痛を抱えた状態になってしまいました。
私が問題を感じているのが歩き方。後ろから見た時に、右足首が外に倒れている。これはヤバイ。一度、専門医に検査と指導・治療をお願いしたいと思って、いろいろ調べている時に見つけたのが下北沢病院だったのです。
下北沢病院のサイト
https://www.shimokitazawa-hp.or.jp/
まだ行っていないけれど、きっと良い病院。
ということで、『新しい足のトリセツ』おすすめです。
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