今週のKPT 2020/07/27 - 08/02(Vol.16)

こんにちは。なるぴーです。
スマホゲーム業界でコンテンツのディレクションをしています。

さて、今週もKPTのお時間です。
今回で16回目になります。
習慣化されてきたので、引き続き振り返り→良い行動は定着、良くなかった行動は改善という流れをしていきます。

先週分はこちら


では今週もいってみましょう。

Activity / 主な活動

・要件定義書の作成
・収録(リモート)
・1on1×3人
・各所調整、監修

今週はやや疲れ気味。
先週の首の痛みや目の腫れは引いたのですが、まだ本調子ではない感じでした。
金曜はお休みをもらって活動しようとしたものの、完全に沈黙モード。

業務面では久しぶりにガッツリと新機能の要件定義書の作成をしました。
ユーザー感情の定義、要件、仕様、画面フロー図、画面要素一覧といった一連の流れを整理。
今回は、アクションに対する小さなご褒美と、大きなご褒美というのを言語化して記入しています。
おバカ系の企画なので、おバカさがきちんと伝わるよう設計します。

また、初のリモート環境での収録を行いました。
ノイズも少なく、音質もクリアでした。最近の技術の進展は凄いですね。
現場で何かやる、というのがどんどんなくなっていく。

Keep / 良かったので、継続すること


●本を読む
『苦しかったときの話をしようか』森岡毅(2019)ダイヤモンド社

本の中では、「ブランドエクイティ・ピラミッド」という概念が紹介されています。7月末までの個人的な宿題だったので、トライしてみました。
これは、自分をマーケティングするための方法として、誰に/どんな価値を/どのように届けるのか?を図解したものです。
定期的にアップデートしてみるのも面白いかもしれないので、2020年8月バージョンとして作成。

ブランドエクイティ・ピラミッド (1)

図の左は『苦しかったときの話しをしようか』森岡毅 (2019)
ダイヤモンド社 より引用

●プロットの再現性を高める
時代柄、原作ありきのものをつくる機会も多いです。
今回はとあるプロットが好評だったので、それの再現性について書き記します。
思考プロセスとしては、以下です。

・作品の特徴を言語化する
・特徴にある具体例をいくつかピックアップし、事例から共通点を抽象化する
・登場するキャラクターとテーマを決める
・序盤、中盤、終盤のブロックに分けて、それぞれのブロックの意図を記入する
・テーマを体現するのに、必要となる小エピソードを作成する
・レビューしてもらい調整
・完成

どこがポイントなのか?を見抜くのはわりと得意としているので、さらに磨き上げていきます。このあたり単体で記事がかけそうな気がしてきました。

Problem / 悪かったので、改めること

● 最初に握る
とある件で、関わる人たちがみな悲しみの渦に飲まれる状態が起きています。最初に握っていなかった内容に、こちらも巻き込まれるかたちになってしまったので、次回はどうにかしたいところ。まぁ、やはり最初が肝心です。


Try / 新しく挑戦すること

シナリオの第15話更新します(しました!)
https://ncode.syosetu.com/n2192gf/15/

第15話:魔界労働協定
ある朝、ダンジョンの開発現場に赴くと、ゴーレム娘たちが半分ほどしかいないことに気づく。
俺は、現場統括のサラマンダー娘に現状の報告をあげさせることにする。
「なあ、どう見てもゴーレムちゃんたちが半分もいないようなんだけど、どうしたんだ」
「みじかいきかんでの、かいはつをしいているので、ふかが高くなってきています」
「なるほどな……深夜残業が続いている感じだよな」
出社しているゴーレム娘たちを見回しても、顔には疲れの色が残っている。
少しやつれているように見える子もいれば、ぼうっと上の空の子もいる。
「まずいな。発注ミスで既に理想のスケジュールを超過してしまっているから、後工程のゴーレムちゃんたちの工数が圧迫されている」
ダンジョンにも基礎開発は欠かせない。基礎開発の後に、デザインの調整や、トラップが正常に作動するかのデバッグも必要だ。

今週のゲーム紹介
先週に続き、『ゴーストオブツシマ』


対馬を守り、叔父上を救うために侍の戦い方ではなく、闇討ちといった冥人として歩み始めた主人公の<仁>。
一方、叔父上は囚われの身の中、<仁>は誉れがあるから、後ろから斬りつけるなどといった、卑怯な手は使わないと信じ続けるのがなんともハード。

景色が綺麗なので、お散歩におすすめ。平日も毎晩ひとつ拠点を落としてます。

今週の1曲
『THE Man with the Machine Gun』


FINAL FANTASYⅧのラグナのテーマ曲。
アップテンポでとにかくカッコイイ曲。

初めてやったFFシリーズが、FFⅧでした。
小学生のアタマではジャンクションが理解できず、
たたかうだけでイフリートに切り込んで、たおせねぇぇとなったのがいい思い出。時間をおいて通しプレイで3回くらいはクリアしているはず。

ようやく梅雨明けで夏らしい日差しです。
では今週もお疲れさまでした! また来週お会いしましょう。

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なるぴー|ゲームディレクター
ここまで読んで下さり、ありがとうございました! サポート頂いた分は、新しい記事を作成時の参考書籍や、 勉強代に充てさせてもらう予定です。