#20 ごっこ遊び
右手に煙草、左手にBLACK LAGOON。
BGMにPeople In The Box。
んなことしてたら勝手にハイにもなるもんで、BGMはそのまま、駄文を認め始める昼下がり。
人はね、いつか死ぬのですから、何者になろうたって、何かを残そうったって、全て無に帰すモノ。そう、死ねば全てモノ。
じゃあ楽しいことだけシタいじゃない?
娯楽を貪らねば。貪るには金がたんまり必要。
当然、生きるのに必要最低限のチャンコロだけじゃ足んねえ。
気に入らないアイツが面白半分で小突いてきたり、下らない野郎に聞き飽きた言葉ゲボられたって俺は俺を捻じ曲げるわけにはいかないのだ。
捻じ曲げないために金が必要だと言っているわけ。
金、金、カネ、と下らないことを言っている自覚はあるが、どうにも避けられない。
故に俺は夜の街の仕事でも始めようと画策している。(無論、副業というやつ。本業を辞めたらそれこそ本末転倒ですから。)
夜の街では俺はどう立ち振る舞うのだろう。
眺めていたばかりの夜の人間達はどんな風に俺に語りかけてくるのだろう。
語りかけてなんか来ないか、寂しい街だもの。
いや、決め付けは良くない。俺の悪い癖だ。
答え合わせは正解を期待しないでいた方が頭を使わずに済む。
とにかく、俺は夜の街で仕事をすることにしたのだ。何でも見てやろうじゃあないか。
いやいやいや、違う。すぐノスタルジーに浸ろうとする。これもまた俺の悪い癖だ。
金だって言っているじゃないか。自分のためだけに金を稼ぐ。なんと汚い金だろう。汚いと自覚しているのは未だ自分の中に誇りが存在しないからだろう。
俺の中の正義ってなんだろうな。まぁクソの役にも立たねえから要らないのだが。
何かこう、譲れないものさえあれば、このごっこ遊びも様になるのではないかと思ったのだが。
あんたはどんなごっこ遊びの最中なんだ?
ああ、教えなくていい。答え合わせは冥土で再会した時にでも。
〜おまけ〜
今回もたらら〜んと流れるように綴りました故、チグハグな駄文に仕上がりました。
まぁ冒頭で駄文と明記しているのでご容赦を。
本文を読んで心配された方がいるなど万に一つもないと思いますが、万が一の時のために…
別に擦れたわけじゃないからね!冒頭ムーブをしてイキって綴ったまで、まさにごっこ遊びというやつです。筆者は楽しくやっております。
近頃、煙草の本数が増え始めました。暇じゃないけど暇な時、お腹が空いた時、奴らは丁度良いのだ…。文章を認めるのと同じように──
先日、ムロフェスに行きました。すんごい熱量のフェス。勿論、最高に楽しかった、が。
27歳手前の僕にはどうも乗り切れない何かがありました。99%楽しかったのだけど、1%、これは自分が真に求めるものか?みたいなそういう何か。熱気渦巻く場に身も心も全てまでは溶け込めず、ここは自分の居場所ではないのかもしれない、みたいな。
これ以上考えるのは面倒だから年齢のせいにするけど、年を取るってやあね。
何はともあれ、あの熱を体感できたのはとても価値のあること。機会をくれた友人には心の底から感謝を。
とまぁ、#20以降はこんな感じですわ!
相も変わらず捻くれてはいますが、以前より気持ちの悪さは軽減されていることでしょう。
よかったら今後もお付き合いください。
それでは。