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事業を継続させることはとても大変なことです。
先祖より代々続く老舗の店は、その伝統を受け継ぎ発展させることで、次の代にバトンタッチしていきます。事業所ごとにヒストリーがあるのですね。

その中でも、事業を興した創業者は大変な努力をしています。松下幸之助氏の伝記を読んでもそのことがよく伝わります。

もちろん、どの事業でも創業者はひとかたならぬ苦労をしています。何事も最初に始めるのは大変なのですね。
私も10年前に事業を始めてから今日までを振り返ると、色んな場面に遭遇しました。

会社勤務時代にもそれなりの苦労はあるのですが、事業を興してからの苦労というのは質が違います。
「事業継続」という大きな課題に取り組まなくてはいけないのです。
これはエンドレスで、リタイヤするまで続きます。

私には一人娘がいるだけで跡継ぎがいませんから私の代で終わりです。
ですが、私は野垂れ死ぬまで仕事を続ける覚悟なのです。それがカッコいいと勝手に思っているのです。

あなたも独立経営をしたなら創業者です。どんなことがあっても事業継続は必須の課題です。あらゆる手を使って商売を繁盛させなくてはならない。それが我々の使命です。

もちろん、代々事業を受け継ぐことも違う意味で大変です。

また世の中には簡単に事業をあきらめる人もいます。いませんかそんな人。
例えば、近所の空き店舗に新しく店を構えて数カ月営業していたかと思っていたら廃業していた。
そんなお店を時々見かけますね。

もったいないなって思いませんか。
せっかくイニシャルコストをかけてお店を出したのにって。
資金を回収するまでに潰れてしまっては何のために商売を始めたのかわかりません。

こういうところが創業者の意地の見せ所なのではないでしょうか。

ただ、店舗は潰れても事業が継続していればまだいいですよね。どうしても採算の取れない店舗もあることなので、勇気ある撤退と言えるかもしれません。
しかしながら、自分が夢見て始めたたった一つのお店であった場合、簡単に潰してしまうのはどうかということです。

頭に思いつく色んな有名な成功者をみると、創業当時は皆苦労していますよね。2代目、3代目とはまた違う次元の苦労がある。

水廻りのメーカーの「クリナップ」の創業者の苦労話は今もって忘れません。
この人は職人として独立後、昭和の時代に皆が使ってた「ちゃぶ台」(丸い食卓机)を作って、これを自ら背負って売り歩いていました。
すごい根性していますね。。
まさに「無」から「有」を生み出していた。

話はそれますが、事業はゴルフと似ています。
例えば、打ったボールがまったく変な所に行ってしまった時、そこでやめて次のホールに行くわけにはいかないのですよ。
なんとかして数打叩いてでも、ボールをグリーンまで寄せカップに入れないと、そのホールは上がれないのです。

これをリカバリーといいます。

事業をやっていく中でもこのリカバリーが常に必要です。何が起こるかわからないのですから。

古来より経営者がゴルフをするのは、単に面白いからだけではなく、プレー中に幾度となく発生するミスショット、つまり経営でいうところの問題ごとをいかにリカバリーして軌道修正するかをゲームを通してシミュレーションしているからなのです。

要は問題慣れさせているのですね。

私も二十年ほど前にはゴルフにはまっていましたので、この話は間違いありません。ゴルフは経営に役立つことは確かです。

話がそれました。
今日は、創業者は多大な苦労しているということと、事業はバカの一つ覚えのように「継続」しなければいけないということの話でした。

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