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これは私の大好きな言葉です。
座右の銘の一つ。

この、動けば変わるという言葉を最初に実感したのは、学校を卒業し自動車会社の営業マンになって3年ほど経った頃です。

その年、新人が入社してきました。温厚な若者でした。
その若者、新人研修期間が終了すると営業に出はじめることになります。しっかり朝から夕方まで訪問活動を行っているようでした。

「まじめな後輩が入社してきたな・・」と思っていたのです。
そのうち事務所に彼あての電話がかかってくるようになりました。そしてその電話の回数が断トツに増えてきました。

電話の内容はさまざまです。自動車の話を聞きたいとか、例の件はどうなっていますかなどの問い合わせ、または、アレをサービスしてくれるんじゃなかったの?といったようなクレームまでです。

私を含めて、他の先輩方へのお客様からの電話はそこまで多くはないのです。これは何を意味しているのでしょうか。

結論から言いますと、新人の彼は毎日しっかり動いてお客様と対応していたのです。だから問い合わせも多ければクレームも多い。
新人だから経験不足でクレームが多かったのは仕方がないとしても、まじめに動いているから何某かの反響が出ていたのですね。

あなたもそんな経験がありませんか。
一人暮らしを始めたことがあるなら思い出してみてください。アパートを借りたばかりの日のことを。

入居日には部屋には何もありません。ガランとしたままです。

そのままじっと部屋の真ん中で寝転んでいても引き続きガランとしたままです。
当然のことながら、生活に必要な物、机や椅子、ベッド、日用品など自ら動いて買いに行かないと増えません。
つまり、能動的な生活をしないと希望通りにはならないのです。

これは起業したばかりの頃でも同じことが言えます。
「今日から起業したぞ」って言って部屋の真ん中で寝ていても何も変わりません。希望する生活を実現するためにも一人でも多く集客しなければならない。
結果を出している人はやはり動いて動いて動きまくっています。しつこいくらいに。

私は、動くことと同時に波紋を広げることを推奨しています。
どういうことか。

私の例ですが、リピーター対応の一つに「大根営業」というのを行っています。簡単に言いますと、既存客のお宅に行き、大根あるいは青ネギなんかを持参し「よかったら食べてください」と言って渡します。それだけのことなのですが、実は絶大なる効果があるのです。

想像してみてください。
あなたの家に、知っている業者の人が野菜だのミカンだのを下げて「よかったら食べてください」って来たらどんな印象を受けますか。

また何かあればお願いしたいよねってなりませんか。
大根でもネギでも白菜でもミカンでも何でもよいのです。200円くらいの物を既存客に差し上げて廻るのですね。
またお客様も喜んでくださる。

そしてこれが効くんです。
200円が数万円にも数十万円にも化けるのです。つまり、仕事の依頼をいただけるということ。

鏡のような池の水面に木の実がポトリと落ちるとざわざわと波紋が立ちます。現状、何も変化がないお客様との間にこちらから何らかの波紋を立て、心理的購買欲を生む。

これが「波紋を広げよ」という意味です。理解できましたか。

動くと同時に波紋を広げる。
波紋は物や事だけではなく、言葉もあります。お客様に良い影響のある言葉、セールストーク、心に響く言葉。
これらも波紋です。
訪問先で波紋を広げてみる。

波紋の広げ方はあなたにお任せします。色んな波紋があると思います。戦術と置き換えてもよいです。

手ぶらでは動かない。

大事なことなので繰り返します。
動くことで必ず現状が変えられる。
また、波紋を広げることで広く結果が生み出される。

それではまた。

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