#6「Wish」と「願う」
「終わったくらいで終われると思うなよ」
という言葉が心に残っています。
今回の記事は#5の解説的な内容になります。
1.Wishとは
宮城県仙台市で開催される「みちのくYOSAKOI祭り」に
参加する為に結成された団体。
活動歴は2005~2010年の6年間。
夢や希望を叶えるその過程
「ねがう」という言葉をよさこいに投影し、
疑似体験したいという想いが名前の由来。
(そうだったのか‥‥)
2.演舞の特徴
・がっちりとしたコンセプトストーリーを作り
その物語を踊りで表現する
・全作品男女別衣装、ペア振り構成
・年を重ねるごとに振りがコンテンポラリー要素の
強い作風になっていった
・萌え要素を忘れない(←ここ重要w)
3.「願いし時の、果てるまで」とは
コンセプトは前回の記事を参照下さい。
初年度から数えて3年目の作品
「願い」「翼」「蒼」がキーワードの1年目
「願いのその先」「炎」「紅」の2年目に続く
「願いの終わり」「海」「碧」をキーワードにした
願い3部作(そんな呼び名はなかったけどw)の
最終章として作られた作品でした。
4.表現したかったこと
どんな夢や幸せを叶えても、いつか終わる時が来る。
全て無に帰る絶対的な摂理の前に、
何かを願うことってどれだけ意味があるのか?
という「問いかけ」に対する
たとえこの時が終わっても、
未来に、次代に、紡がれるものはきっとある
という「答え」
… …若い(笑)
青春してたなぁww
5.振り返ってみて
当時は踊りの為…いや正確には
振付、衣装デザイン、作曲のベースイメージとして
一生懸命考えたコンセプトですが、
今更なっていると短い小説みたいですね。
せっかくなんで1作目、2作目もいつかUPしようかな。
この作品で言いたかったこと
「紡がれるものがある」というメッセージが
今年のみちよさに相応しいかなと思ったからです。
お祭りにとって開催できないというのは死と同義かと思います。
しかし、だからと言ってチームや団体がなくなってしまうわけではない。
大きな疫災に見舞われても、この先につながるものはきっとある。
そんな「願い」を、大昔の団体の過去の映像ですが
今をつなぐ為の、力添えができればなぁと。
いつかこの物語を子供向けに校閲して、絵本にでもしようかな?