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#22 数字と文字だけでどこまでも広がっていったDQのセカイ

曖昧な記憶を好きなタイミングで思い出す方法をご存じですか?

・‥‥それはさておきNです。


部屋を片付けていたら懐かしいものが出てきました。

武器ハンカチ

防具ハンカチ

ドラクエ武器・防具ハンカチです☆

懐かしい‥‥!

せっかくなので当時のドラクエの思い出を交えて、

ここから一つお話を膨らませてみたいと思います。


【ドラゴンクエスト 今と昔】

ファミコンからスタートしたドラクエはその後、

色んなプラットフォームで数々のリメイクを繰り返し、

今ではスマホでドラクエⅠ~Ⅷまで遊べるんですね‥‥(知らなかった)


当時のドラクエがいかに革新的だったとか、

大ヒットしたとかの話は語り尽くされていると思うので、

ちょっと違った視点から思い出を語りたいと思います。


アイテムは文字でしか存在しなかったドラクエ


DQ10装備

今でこそ手に入れた武器防具にはその詳細情報とともに

ビジュアルが見れるのが当たり前ですが

昔はただ文字でしかなかったんですね。


DQ2_初期ステ

↑↑こんな感じ。

確かⅡまでは実際に買わないと、

どのくらい数値が変わるのかも解らなかったんじゃないかな?

(間違ってたらごめんなさいm(_ _)m)


DQ2武器

DQ2防具

説明書に初期装備が少しだけ紹介されていたが

唯一のビジュアルイメージでした‥‥


DQ1ガイドブック

あとは別売りの攻略本を見れば全アイテムのイラストが

見れたのかもしれませんが、当時そこまでは手が出なかったですね…


こん棒

画像荒くて見づらいかもしれませんが、

こん棒ってⅠ、Ⅱ、Ⅲで結構形が違うんですねΣ(・□・;)

Ⅰ、Ⅱこん棒はいわゆる釘バット、

Ⅲこん棒の木のトゲを作るのは中々造形技術が要る気がする…(笑)


画像7

今でこそ世界一有名なロトのマーク(言い過ぎw)も

箱とかには書いてあったかもしれませんが

言われなきゃ全然気づきませんでした(笑)


最後の方の武器なんて本当に文字しか情報がなかった(笑)

どの辺の街でいくらで買ったのか(←ここ重要w)

もしくはダンジョンで手に入れたのか、

どのくらいのレベルの敵が落としたのか‥‥

そんな付属情報でしか、貴重さを想像する事ができなかった。


想像力はインプット情報の量による。だけど…


深みのある良い文章を書きたかったら、多くの本を読んだり、

専門分野で新しいアイデアや企画をする為には、

その業界の知識、情報をたくさん勉強することが必要だったりと、

思考力・想像力といったアウトプットの質・量を高める為には、

その人の持つインプットの情報量が大きく影響してきます。


大人になった今となってはうちは色々な経験や知識を持っていますし、

知らない情報だって、ネットで簡単に調べる事ができます。

情報や知識に乏しかった昔と比べて、

現在の方が圧倒的に想像力、イメージを作る力があるはずです。


DQ2_最終ステ

なのになぜだろう、それでも、あの文字と数値、ついでに荒いドット(笑)

たった7文字程度の言葉から、造形や強さを想像していた頃の

ドキドキ感ワクワク感は、今でも超えられない気がする。



あの頃の自分は、頭の中にどんな自分だけのセカイを広げていたんだろう。

今ではもう、それを思い出すことができないけど、



序曲を聞けば、あの頃のドキドキだけはいつでも蘇る。

出かけたいね、新しい冒険に。



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