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「軽度認知障害(MCI)」について

軽度認知障害(MCI)は、認知機能の一部に問題があるものの、日常生活には大きな支障がない状態を指し、認知症の前段階とされています。

MCIの早期発見と適切な対応は、認知症への進行を遅らせることができるため、非常に重要です。

例えば、記憶障害の訴えがある場合、日常生活動作は正常であるが、年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する場合、MCIと診断されることがあります。

MCIから認知症への進行率は年平均で約10%と言われており、早期発見と予防が重要であることが強調されています。また、厚生労働省によると、65歳以上の人の約4人に1人が認知症またはMCIであるとされており、これは社会にとっても大きな課題です。

食習慣の見直しや定期的な運動、社会とのコミュニケーションを通じて認知機能の改善や維持を図ることが推奨されています。MCIに関する正しい知識を身につけ、適切な対策を講じることで、認知症への進行を防ぐことが可能です。



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