#206 「社会」に目を向けることと「幸福」の関係
場創りと人創りで組織能力の全開を支援する
ナラティブサポートの上村です。
社会を知るとは?
先日、東京で友人と会っていました。1年ぶりくらいにお会いしたのですが、その友人はそれまでの間に人材コンサルティング会社からNPO法人に転職されました。
元々、新卒時に教育分野へ就職したいと思っていたけど、「社会」を知らずに教育は出来ないかなと言う理由もあり、多くの経営者とお会いできる人材コンサルティング会社に就職することで「社会」を知ることが必要と感じて就職されたようです。
そして現在はNPO法人で教育分野に携わっておられるのですが、「社会を全然知らなかった」と仰っていました。「企業は社会ではない」とも仰っていました。
前職でお客さんとお会いする時は様々な企業に合うので色々な業界は知る事が出来るけども仕事柄、その業界の人材に対する課題や、売上に関する課題の話が中心なので、業界の事は知れるけど、視野は狭かったようです。
NPO法人では「世界」の話、そしてその世界の未来の話ばかりが飛び交っているようです。社会貢献、世界の未来のための利益のための話が多く、自分は「社会」を全然知らなかったと仰っていました。
社会を知る機会
確かにそう言われると自分も多くの企業さんを見てきましたし、多くのサードプレイスで色々な業界の方と友人になって世界が広がり、前職の勤め先しかコミュニティが無かった時に比べると視野も視座も高まりました。同じように中小企業の経営者やリーダーとお会いする事が多く、彼女と似た境遇だなと思いましたが、私自身はそんなに「社会」を知らないというようには感じませんでした。
なぜだろう?と考えた時に色々とここで彼女の言う「社会」に目を向ける機会も多かったんだなと思い返しました。
例えば擬似的ではありますが、NLPのワークで自分の活動が社会にどう貢献できるのかを問われて、考えた時に更に視座が高まった体験をすることがありました。。
大阪府中小企業診断協会のイベントで様々な企業の経営者やリーダーの方にご講演いただきましたが、そこでも「世界」「社会貢献」について目を向けておられる方の話をうかがう機会もありました。
コンサルタントやコーチの方、ワークショップデザイナーとの学びの場や対話をする機会も多くありましたが、そこでも自身の利益を超えた社会貢献について考えておられる方の話も聞く事がありました。
幸福を構成する要素
ポジティブ心理学の父と言われているセリグマン教授は幸福を構成する5つの要素をPERMAモデルとして提唱しました。
その5つとはPositive Emotion(ポジティブ感情)、Engagement(エンゲージメント)、Relationships(関係性)、Meaning(意味・意義)、 Achievement(達成)です。
そのうちの「意味」についてですが、「有意義な人生とは、自分自身よりも大きな何かに、自分の最もな強みを活かすこと」と仰っています。
自分自身よりも大きな何か、それは家族であったり、組織であったりしますが、それより大きな何かというと、社会であり、世界だったりします。そこに自分がどう貢献できるか?自分の最もな強みをどう活かせるか?
そう考えることでより視座も高まり、それを実行し実現することで大きな幸せを得ることができるということです。
振り返り
そう考えると私の話の戻りますが、「自分より大きな何か」に触れる機会が多く、ありがたい機会をいただいていたんだなと思い返すとともに、そういう機会に自ら出向いていたという自分にも「良くやった」と言ってやりたいです。
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