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#142 ルーティンありますか?

場創りと人創りで組織能力の全開を支援する
ナラティブサポートの上村です。


朝礼について

皆さん、ルーティンはありますか?
イチローさんがマリナーズ時代に朝昼兼用のブランチにいつもカレーを食べていたという話は有名でご存知の方も多いと思います。

組織におけるルーティンの例でいうと「朝礼」がありますね。
以前、ご紹介した長坂養蜂場様では、朝礼で次のようなことをおこなわれています。(一部抜粋)

・感謝、祈りの時間
・「月刊朝礼」のエピソードの共有と対話
・「行動指針」の項目から抜粋してエピソードの共有と対話
・各部門の業務報告

1人朝礼

私もこちらを参考にしながらマイルーティンとして「1人朝礼」をおこなっています。

具体的には次のような事をしています。

・ご先祖様と昨日お世話になった人に感謝
・今日一日の理想の状態を言語化してイメージ
・経営理念、大事にしている言葉の唱和と意識する事の設定
・Valueの1項目を選択し、意識する事の設定
・今日中に完了させる未完了タスク3つの設定
・「1日1話読めば心が熱くなる365日の仕事の教科書」の1話黙読

ルーティンの目的と効果について改めて考えてみましょう。

目的

1.集中力の向上

毎日同じ行動を行うことで、脳がその行動に慣れ、スムーズに集中状態に入ることができます。たとえば、朝に特定の準備や運動をすることで、一日の始まりに集中力を高めることが可能となります。朝にラジオ体操をしたり、掃除をするというのもこういった理由があるんですね。

2.ストレスの軽減

決まったルーティンを持つことは、予測可能な行動パターンを作り、ストレスを軽減する効果があります。変化が多いような環境下では安定したルーティンが心の安定を保つことにも役立ちます。

3.習慣の形成

ルーティンは、良い習慣を形成するために役立ちます。毎日決まった時間に読書や運動を取り入れることで、自然にそれが生活の一部となってきます。

4.パフォーマンスの向上

特定のルーティンをすることで、特定のスキルや作業のパフォーマンスを向上させることができます。アスリートやアーティストなどは、日々の練習や準備のルーティンを守ることで、安定した成果を出すことができます。こちらもイチローさんの例になりますが、バッターボックスに立つ際のポーズ等はこのルーティンですね。

効果

1.時間の節約

決まったルーティンを持つことで、日常の決断疲れを減らし、時間を効率的に使えます。何をするか毎回考えずに済むので、他の重要な事に集中できる余裕が生まれます。

2.心の安定

日常のリズムを持つことで、感情的な浮き沈みが少なくなり、心理的な安定感が増します。特に、瞑想やヨガなどのリラクゼーションを含むルーティンは、メンタルヘルスの向上に貢献します。

3.成果の積み重ね

少しずつでも毎日行うことで、長期的には大きな成果を積み上げることができます。たとえば、毎日10分の読書でも、1年という時間軸になればかなりの量の本を読むことができます。

4.達成感の向上

ルーティンを守ることで、小さな達成感を日々得ることができ、自己効力感が高まります。これがモチベーションの持続につながります。

5.自己改善のサイクルが生まれる

定期的に自分の行動を振り返り、より効果的なルーティンを作り出すことで、自己改善が促進されます。これにより、個人の成長が加速します。



私のルーティンは目的としては、1と3、効果としては2と3の意味合いが強いかなと思います。

是非、皆さんもマイルーティンを確立させて良い生活サイクル、仕事のサイクルを生み出してください。

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