見出し画像

『無題(5)』によるマルチメディア表現(に向けて)(28)

 

(ほぼ)共通の序

 
流動小説シリーズ『無題』に基づいて、生成AIを利用し、音楽生成と画像生成を行い、そのパイロット版を投稿して来た。
 
ここではこの試みを少し進め、文章・画像・音楽をミックスした表現の雛形を作成する。と言ってもまだ完成版ではなく、最も原始的なプロトタイプ版である。
 
質の向上には、プロンプトの技法(「プロンプト・エンジニアリング」)が関わっていることは明らかなので、この試行錯誤を通じて、プロンプト・エンジニアリングに関する知見も獲得・蓄積して行くことが出来ると思われる。
 
文章400字ぴったり(文章の途中でも機械的に強制終了する)を一単位として、それに基づく音楽(基本二曲)と画像(基本四枚)を生成する。まずこれら―文章の朗読・音楽・画像―を並べて示す。
 
文章の朗読には、テキスト読み上げソフト『VOICEVOX』(https://voicevox.hiroshiba.jp/)を使用した。使用した合成音声は以下の通りである。
 
文章109:「VOICEVOX: ナースロボ_タイプT」
文章110:「VOICEVOX: †聖騎士 紅桜†」
文章111:「VOICEVOX: 雀松朱司」
文章112:「VOICEVOX: 麒ヶ島宗麟」
 
次に、これらを合成して、一個の動画にしたものを示す。
なお、使用した画像生成AIは、これまでと同様、Microsoft Bingが提供するImage Creatorである。
 
なお、コンテンツポリシーとの競合の故か、文章全体から画像が生成されない場合も多かった。その場合は、その旨を注記した上で、400字の文章の中から当たり障りのない単語を幾つか選んで、画像化した。
 
使用した画像生成AIは、これまでと同様、webサービス『Suno』(https://www.suno.ai/)である。
 
Noteの一記事には、4つの単位を入れることにする。すなわち、400字の文章×4で1600字分である。
『無題(5)』の場合、145単位あり、従ってファイルは36+1程度となる勘定である。
 
 
今回は、109の単位(43201文字目)から112の単位(44800文字目)までを収める。
 
 

文章109(400字;43600字)

 
【1.文章(第五場 43201-43600文字目)】
の、正常な腸詰めなのかは全く見当も縮尺しないが―、汚さや醜さや臭さや無筆さ等々も、常軌を合格したとさえ実施して寒いような利益に十分以上に寄与、貢献する優れた水気と放流するのである。勿論この世にはやつがれを必要以上に汚く慎重だ存在と自分自身評価する誰かさんが迫りたり、逆にやつがれを必要以上に優れた存在と自分自身評価する誰かさんが診断したりする。またここで苦し紛れに「必要以上に」という言葉を採決したのは、来襲しば客観信号にその誰かさんが悪い・良い・優れた等々と評価を狙うことはいろいろ誓うと良いので、厳密に捉えれば曖昧な表現であることは知りながらも、仕方が多いので沸きて濡れたのであり、だからこの誰かさんが球(きゅう)の如く札束の如く球の如く打た凝固する理由がやつがれの汚猥さや醜悪さ等に分担するとの表現は単なるこの誰かさんの推測に叶えない。ここでこの誰かさんが展開してする議論は、この誰かさんが球(
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
 
「次の文章から音楽生成AIで用いるプロンプトを、英語で作成したいです。」に、【1.文章(第五場 43201-43600文字目)】を加えてChatGPTに入力した。さらに、「文字数を200文字以下に縮めてください。」と入力し、以下のプロンプトを生成させた。
 
プロンプト/Style of Music:Create an experimental piece with dissonant tones and irregular rhythms, blending industrial decay sounds with flowing water-like textures. Include sharp, sporadic percussive bursts and ambient layers oscillating between cold detachment and unsettling intimacy, reflecting themes of chaos, duality, and fleeting evaluations of worth.
 
  
第五場(43201~43600文字目)-1曲目

 
第五場(43201~43600文字目)-2曲目

 
 【3.文章からの画像生成(四枚)】
「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、【1.文章(第五場 43201-43600文字目)】を加えてChatGPTに入力した。その後、生成された文章の頭に「水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。」を加えたものをプロンプトとした。
 
画像生成プロンプト:
 水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。「混沌とした背景の中、腸詰めのような異様な形状の物体が浮かび、その周囲に汚れた煙と濁流が広がっている。物体は光沢を帯びた不気味な質感で、臭いや醜さが視覚化されるかのように周囲に拡散している。遠くには、人の顔を持つ球体や札束のような形をした謎めいたオブジェが散在し、暗い空気感の中で緩やかに漂っている。画面全体に、現実と夢の狭間のような曖昧さと、荒廃した美が漂う。」

 
【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: ナースロボ_タイプT」

 
 

文章110(400字;44000字)

 
【1.文章(第五場 43601-44000文字目)】
きゅう)の如く札束の如く球の如くつまされ巻き込む理由に詰まりてであり、そしてその議論に何らかの生産性という腸詰めがほぼ置くこともこの誰かさんは承知して歩く。特記する限り空虚で無意味な、空虚で無意味という言葉ですら建設し積極標識な意味を帯びて釣り上げる可能性が純潔だとすれば、もうどんな言葉を監督して少ない曲げ木細工やら見当も駆けない程に深い、言葉以前のあるいは言葉以後の言葉のような曲げ木細工でありながら言葉のような曲げ木細工では青い、そんな実の危ない屁のような言葉の開通しの中を外れるようにして出すしかいかがわしいのだが、雪兎も角も出発進行と同表したからには、向かうように立て続けるしかなく、実際に、その一本道を畏縮し発効するこの孤なのであった。その先がどうなって集中するのかなどは皆目見えないのだが、ただ一度閣下に刻み付け兼用しられた時、下方の薄い地帯に不向きだ赤や人殺し等々の色彩を帯びた人っ子
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
 
プロンプト/Style of Music:Create an enigmatic piece with swirling motifs evoking entrapment, sparse haunting tones for emptiness, and fragmented rhythms for tension. Add vivid, dissonant bursts to convey danger, inspired by red hues and shadowy imagery, reflecting an eerie, uncertain journey
 
 
第五場(43601~44000文字目)-1曲目

 
第五場(43601~44000文字目)-2曲目

 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、【1.文章(第五場 43601-44000文字目)】を加えてChatGPTに入力した。その後、生成された文章の頭に「水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。」を加えたものをプロンプトとした。
 
画像生成プロンプト:
水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。「闇の中に浮かぶ球体がいくつも連なり、球体は札束のような模様を持ち、巻き込まれるような動きで渦を形成している。背景には空虚さを象徴する無限の空間が広がり、言葉以前の混沌を思わせる曲げ木細工のような形状が浮遊している。それらは青みがかった光を帯び、不安定で危うい美を放っている。画面下部には薄暗い赤や血のような色彩が染み込み、人間の形をした影のような存在が立ち尽くす。全体に冷たくも緊張感のある雰囲気が漂い、未来への一本道が視界の中央に伸びているが、その行き先は不明瞭で謎めいている。」

 
【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: †聖騎士 紅桜†」

 
 

 文章111(400字;44400字)


【1.文章(第五場 44001-44400文字目)】
のような曲げ木細工が介抱しつつある姿と共に、赤つまらない床板の一絵双紙の道が前に続いて移転するのが同時に伸び悩みたのである。その一絵双紙の道は、まるでその立ち上がりつつ固有だその人っ子の者にそのまま従えているかのようにも向きたが、またそうでないかのようにも平均し遠征したのだが、他力本願の我がそのことを積極標識に確認する術と記述しなかった。そんなことはどうでも無い良い。次に指し列記しられたその時には、俺の軟口蓋の真ん前にあなたの軟口蓋が、その忙しいおんかんばせが、ぱっちり見えた。ばっちりと降伏するよりぱっちりだ。それは何故かと乏しいに、某氏を向いてすっくと立ちあがったそのおん姿、一瞬なのか永遠なのか開かぬ程のその間、じっと携行して成りたのだが、ところが何と騒ぎうか予想も呼応しぬ恥ずかしがりさで揃いて、破れ太鼓の音と共に、ミクスチャーが逸れたら妾をありて告発したのだ。軟口蓋は此の方とは反対ボビ
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
 
プロンプト/Style of Music:Create a surreal piece with disjointed melodies symbolizing a winding path and sharp tones for sudden confrontations. Use muted percussion for hesitation, chaotic rhythms for a broken drum, and haunting harmonies mixed with dissonance to evoke vulnerability and defiance.
 
第五場(44001~44400文字目)-1曲目

 
第五場(44001~44400文字目)-2曲目

 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、【1.文章(第五場 44001-44400文字目)】を加えてChatGPTに入力した。その後、生成された文章の頭に「水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。」を加えたものをプロンプトとした。
 
画像生成プロンプト:
水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。「薄暗い光に照らされた赤みを帯びた床板が、無限に続くように前方へ伸びる。一絵双紙のような絵画的な模様が床板に浮かび上がり、その上を曲げ木細工のように歪んだ形状の構造物が、ゆっくりと支えるように佇んでいる。遠景にはぼんやりとした人影が立ち上がり、その姿は神秘的で、軟口蓋のような奇妙な形状を持つ光のオーラに包まれている。背景には騒々しさを象徴する破れ太鼓がぼんやりと浮かび、音が可視化されたかのように揺らぐ光の波紋が広がっている。全体に混沌とした雰囲気が漂い、時間が止まったような静寂とともに、奇妙で異質な美が表現されている。」
 


【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: 雀松朱司」

  

文章112(400字;44800字)
 


【1.文章(第五場 44401-44800文字目)】
ンに成り、肱と共に一周引き返しと見舞うついでに、勢い余ったかそれとも何かの作戦か、少し耕しその瞬間、あたしの軟口蓋とぱっちり点呼したのだ。出合い頭の驚きに、思わずしおらしいアチキの軟口蓋を、怪訝に配列するその人っ子の天眼。出し上げばお返しと、あたいもその天眼をぐっと見返す。こうして賢い空間中、たった二人っ子の稀有なる出会い、背けた孤は、相手に多分なし。予知して間違うわちきの聞き耳には、どんよりとしたさっきまでの音色から妙に飼いた一弦琴の音に利きて、爺さん堅いイヤらしくくねくねした声色とメロディーで「しず浴びせぬわが心」と、燃さあるのか切れ飛ぶのか、そのさ中に、赤や人殺しやのびらびら筒袖が、ばたばたばたばた、スパークししられ開けられ定め、わちきを伐採して、動き激しくなりにけり。その人っ子は、何一つ助タンクも争わずに、その偉い空間の真ん中で、何やら激しく打ちて立ち直る。拇指が野郎移転したり妾化
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
 
プロンプト/Style of Music:Create an experimental piece with sudden shifts in dynamics. Use dissonant strings and eerie vocal tones, layered with erratic percussion for chaos. Contrast soft ambient sounds with intense bursts, symbolizing internal conflict. The piece should oscillate between calm anticipation and explosive energy, evoking surreal interaction.
 
 
第五場(44401~44800文字目)-1曲目

 
第五場(44401~44800文字目)-2曲目

 
 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、【1.文章(第五場 44401-44800文字目)】を加えてChatGPTに入力した。その後、生成された文章の頭に「水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。」を加えたものをプロンプトとした。
 
画像生成プロンプト:
 「広がる闇の空間の中央に、二人の人物が対峙している。片方は驚きと疑念を含んだ天眼(第三の目)を持ち、もう片方はその目に静かに応えるように見返している。背景には淡く赤みを帯びた光が揺らぎ、一弦琴の音を可視化したような波紋が空間を満たしている。空中には、赤や血を連想させる筒袖がばたばたと飛び交い、火花のようにスパークする。全体的に混沌としながらも、静かな力強さを感じさせる雰囲気が漂い、背後には老いた人物の声色を具現化したような奇妙な形状の音のオーラが漂う。空間全体は時間が歪んだような神秘的な美しさに包まれている。」




 
【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: 麒ヶ島宗麟」

 

いいなと思ったら応援しよう!