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『無題(5)』によるマルチメディア表現(に向けて)(34)

 

(ほぼ)共通の序

 
流動小説シリーズ『無題』に基づいて、生成AIを利用し、音楽生成と画像生成を行い、そのパイロット版を投稿して来た。
 
ここではこの試みを少し進め、文章・画像・音楽をミックスした表現の雛形を作成する。と言ってもまだ完成版ではなく、最も原始的なプロトタイプ版である。
 
質の向上には、プロンプトの技法(「プロンプト・エンジニアリング」)が関わっていることは明らかなので、この試行錯誤を通じて、プロンプト・エンジニアリングに関する知見も獲得・蓄積して行くことが出来ると思われる。
 
文章400字ぴったり(文章の途中でも機械的に強制終了する)を一単位として、それに基づく音楽(基本二曲)と画像(基本四枚)を生成する。まずこれら―文章の朗読・音楽・画像―を並べて示す。
 
文章の朗読には、テキスト読み上げソフト『VOICEVOX』(https://voicevox.hiroshiba.jp/)を使用した。使用した合成音声は以下の通りである。
 
文章133:「VOICEVOX: WhiteCUL」
文章134:「VOICEVOX: 後鬼」
文章135:「VOICEVOX: No.7」
文章136:「VOICEVOX: ちび式じい」
 
次に、これらを合成して、一個の動画にしたものを示す。
なお、使用した画像生成AIは、これまでと同様、Microsoft Bingが提供するImage Creatorである。
 
使用した画各文章において、画像生成に使うプロンプトをChatGPTで生成した。ChatGPTへのプロンプトは、「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、各文章を加えて作成した。その後、生成された文章の頭に「水彩画風のイラスト。桜の木を背景にした東京の歌舞伎座の舞台。」を加えたものを、画像生成用のプロンプトとした。
 
使用した音楽生成AIは、これまでと同様、webサービス『Suno』(https://www.suno.ai/)である。
 
画像生成と同様に、各文章において、音楽生成に使うプロンプトもChatGPTで生成した。ChatGPTへのプロンプトは、「次の文章から音楽生成AIで用いるプロンプトを、英語で作成したいです。20単語程度に収めてください。」に、各文章を加え、ChatGPTに指示した。その後、出力された文字列を音楽生成用のプロンプトとした。
 
Noteの一記事には、4つの単位を入れることにする。すなわち、400字の文章×4で1600字分である。
『無題(5)』の場合、145単位あり、従ってファイルは36+1程度となる勘定である。
 
 
今回は、133の単位(52801文字目)から136の単位(54400文字目)までを収める。

 
文章133(400字;53200字)
 
【1.文章(第五場 52801-53200文字目)】
が、孵して行為に詫び切りた大の男達を抜き身で凝りにしてごろごろ焚きてやった。こうして~虫(むし)納品書の物は胸骨化請け合い回りれた大の男達を下がりたのだとか。こうしてその大の男達は二単独とも男好きに激励し載せ難く投げて尽きたので、二単独のおいらんは二単独とも尋問して大の男達と離縁したが、おいらんはその後後悔して潮気が空けで携帯したとか。作り上げて減産した大の男達のおいらん達は潮気が併発しありて同時期に痙攣しでしまい、二単独とも霊に纏めて評して同居する大の男達の背後に編みたが、大の男達は平然と二単独抱き合いながら歌を成りだので、浸した霊達は利き手を放遂して遣りて下りたとか。また、何処か裏の単身に一時書きて傾きたらしい我が輩の一単独がうちの名前を音に擁立し、もう一単独の我が輩もうちの名前を音に征服し、最後の我が輩も同じことをし、それぞれ名前の物を、緑卑しいコースレットを付けた大の男達の背後に存
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Surreal harmonies echo loss, regret, and unity; haunting whispers of fractured bonds, spectral laments, and forbidden connections.
 
第五場(52801~53200文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)

 
 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
青を基調としたイラスト。「不穏で幻想的な場面。中心には、大柄な男性二人が緑色の古びたコルセットを身につけ、互いを抱きしめながら歌を歌っている。その背後には、幽霊のような霊体が複数浮遊し、彼らを取り巻いている。霊体は淡い光を放ち、苦悩と怒りが入り混じった表情を浮かべている。霊たちは徐々に溶け込むように消え去っていく。場面の一角には、燃えさかる焚き火があり、その炎の中に「~虫(むし)納品書」がぼんやりと見え隠れしている。さらに遠くでは、別の人物たちが静かに名前を口ずさみながら書き込んでおり、彼らの行動がまるで儀式のように見える。背景は薄暗い森か廃墟のような場所で、冷たい霧が立ち込め、全体に神秘的で少し不気味な雰囲気が漂っている。」

 
【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: WhiteCUL」

  

文章134(400字;53600字)


【1.文章(第五場 53201-53600文字目)】
続しで自慢する人達の中の、一単独の比較的若く出る太棹弾きの単身に質して見ると、太棹停戦しは、うちの膝元に密かに志望して纏まりたジャーにそれら三つの物をちょいと稽古しんで抜け出し隠し、ぐつぐつ成り、一人四つ目の我が輩がさっと悩みて一つ加工し、二単独四つ目の我が輩がさっと間延びして一つ漕ぎ、三単独四つ目の我が輩がさっと近接して一つ指したとか。三単独の我が輩が元の裏側に濡れると、遣りて放言した一単独の我が輩が日はどこで溜めたかと宣告したので三単独がさっき疎外したと付議すると、さらにその我が輩が薄端燈は何処で緩和したのかと書き直したのでさっき色付きたと誓約したとか。その我が輩は、お前達がチップを縫いたことはとうに適いて取るのだと倹約し、通路を照らして三単独の前に出、次々に悪いと、三単独のわちき二単独の我が輩がもう一単独の我が輩に白黒して、お前が告げ口したのかと成ると、その我が輩は障りて握りたとか。
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Melancholic shamisen melodies intertwine with secrets, tension, and whispered accusations; echoes of rivalry and veiled confrontations.
 
第五場(53201~53600文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)

 
 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
青を基調としたイラスト。「暗く神秘的な空間にて、中央には若い太棹弾きの男性が座り、三つの物を慎重に扱いながら、何かを隠そうとするように振る舞っている。その周囲には三人の我が輩たちが配置され、それぞれ異なる表情と動作をしている。一人は悩みながら加工し、もう一人は間延びした様子で漕ぎ、最後の一人は近接して指を差している。背景には薄暗い通路があり、そこを照らす淡い端燈が揺らめいている。さらに奥では、緊張感を漂わせながら我が輩同士が対峙し、何かを激しく議論している様子が描かれている。全体の雰囲気は不穏でありながらも幻想的で、人物たちの行動が複雑に絡み合っている。」


【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: 後鬼」

  

文章135(400字;54000字)


【1.文章(第五場 53601-54000文字目)】
焚きたその我が輩は、音の変化した物を揚げたチップを馳走して捨てた元のし利き手だか口上謂だかの所に遊び、折敷を借りて中に摘み入れを乗船し、出さ了知したタートレットはうちで合わせ、もっとと注意してさらに繋ぎ、摘み入れの折敷だけ翻訳して寄せたとか。する途中その我が輩は、便所の傍に成して貪りた筍を取り、摘み入れの容器と筍を、賄賂だと言って我が輩達に外したが、我が輩達から賄賂を起算しれたとか。我が輩達は記載し、それぞれ抜き身を抜き、この我が輩をまず裸にしてから、ずたずたに漕ぎだとか。そして、一単独足りないと後で都合が悪いと与え、両びとで相談して、倉庫にずれて窮した悪いギニョールを貰えて推奨しせ、切り写生してやった我が輩がさっきまで着て届けた悪い長ズボンを思い、またその辺に合わせて喜びた。また、小職は貧乏方なのだから悪いと申し合わせ、いっそのことあすこに偉そうな休めて開通し済ませ狼の彼にこちら自分自身
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Haunting melodies of intrigue: shamisen, betrayal, and secret exchanges; tales of desperation and shadowy dealings unfold.
 
第五場(53601~54000文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)

 
 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
青を基調としたイラスト。「薄暗い倉庫の中、複雑な人間関係が交錯する場面。中心には、我が輩が筍を摘み入れの容器と共に持ちながら何かを差し出している。背後には、抜き身の道具を手にした我が輩たちが怪しげな表情で彼を囲んでいる。その中の一人は何かを漕ぐような仕草をし、別の一人は悪いギニョールの人形を手に取っている。周囲には古びた折敷や捨てられたタートレットの残骸が散らばり、場面に不穏な空気を与えている。背景には便所や古い木箱が配置され、薄暗い光が影を際立たせる。全体の雰囲気は怪しさと荒廃感が漂い、登場人物たちの奇妙な動作が強調されている。」
 


【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: No.7」

 
 

文章136(400字;54400字)

 
【1.文章(第五場 54001-54400文字目)】
を空きて立ち止まりうと決心し、芝居のほんの一寸した隙間を例証して狼めの所に舞うと、お前は良臣だから閉じ込めないなどと逆に切り出さ滅ぼしてしまい、その御中狼の彼め、小職にうちの逆さ睫の引き眉毛を一語録参拝して交換しおったわい。貧乏方は結局こうして痛い四つ目にいじけ風刺し放心しフールを焚くのだと、貧乏方の本質に小職は覚え、すると何とか幸福げな気分にも談笑するのだが、それにしてもあの狼の彼、掛からぬこと疑わしいわさ。小職は頭頂に轟きたので、狼めの所に緑林に安売りし、当たりて掲げたのだが、その時急に何かがたがた伴いたので、慎み提訴して差したわさ。投じたのだが悪い狼の彼、小職をしい掛けて痩せて、叫び始め、それに封切らまいと小職も一所懸命課しで不要だと、狼め望みたか肛門の中に古びて行ったので、小職は乗り、も一度横切りて揃えたわ。その時何かが出して、小職の頭頂が通りだとか。引き取られた拍子に宙高く応答し
 
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Epic theater of struggle: wolves, betrayal, and desperate laughter under moonlit skies; a haunting, rhythmic tale unfolds.
 
第五場(54001~54400文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)

 
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
青を基調としたイラスト。「薄暗い森の中、緑の林が背景に広がる不思議な場面。中央には、狼のような鋭い目を持つ男性が立ち、小職とされる人物がその前で困惑した表情を見せている。小職は頭頂を手で押さえながら、狼の男と何かをやりとりしている様子。足元には逆さまの睫毛を象徴するような細い葉や小枝が散らばり、さらに何か古びた物体が狼の足元に転がっている。背後には、かすかに見える芝居小屋のような木製の建物の一部が隠れており、場面全体にはミステリアスな雰囲気が漂う。曇った空から光がわずかに差し込み、不気味さと神秘的な美しさを強調している。」
 


【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: ちび式じい」

 

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