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『無題(5)』によるマルチメディア表現(に向けて)(35)
(ほぼ)共通の序
流動小説シリーズ『無題』に基づいて、生成AIを利用し、音楽生成と画像生成を行い、そのパイロット版を投稿して来た。
ここではこの試みを少し進め、文章・画像・音楽をミックスした表現の雛形を作成する。と言ってもまだ完成版ではなく、最も原始的なプロトタイプ版である。
質の向上には、プロンプトの技法(「プロンプト・エンジニアリング」)が関わっていることは明らかなので、この試行錯誤を通じて、プロンプト・エンジニアリングに関する知見も獲得・蓄積して行くことが出来ると思われる。
文章400字ぴったり(文章の途中でも機械的に強制終了する)を一単位として、それに基づく音楽(基本二曲)と画像(基本四枚)を生成する。まずこれら―文章の朗読・音楽・画像―を並べて示す。
文章の朗読には、テキスト読み上げソフト『VOICEVOX』(https://voicevox.hiroshiba.jp/)を使用した。使用した合成音声は以下の通りである。
文章137:「VOICEVOX: 櫻歌ミコ」
文章138:「VOICEVOX: 小夜/SAYO」
文章139:「VOICEVOX: ナースロボ_タイプT」
文章140:「VOICEVOX: †聖騎士 紅桜†」
次に、これらを合成して、一個の動画にしたものを示す。
なお、使用した画像生成AIは、これまでと同様、Microsoft Bingが提供するImage Creatorである。
使用した画各文章において、画像生成に使うプロンプトをChatGPTで生成した。ChatGPTへのプロンプトは、「次の文章から画像生成AIで用いるプロンプトを日本語で作成したいです。」に、各文章を加えて作成した。その後、生成された文章の頭に「写真風。」を加えたものを、画像生成用のプロンプトとした。
使用した音楽生成AIは、これまでと同様、webサービス『Suno』(https://www.suno.ai/)である。
画像生成と同様に、各文章において、音楽生成に使うプロンプトもChatGPTで生成した。ChatGPTへのプロンプトは、「次の文章から音楽生成AIで用いるプロンプトを、英語で作成したいです。20単語程度に収めてください。」に、各文章を加え、ChatGPTに指示した。その後、出力された文字列を音楽生成用のプロンプトとした。
Noteの一記事には、4つの単位を入れることにする。すなわち、400字の文章×4で1600字分である。
『無題(5)』の場合、145単位あり、従ってファイルは36+1程度となる勘定である。
今回は、137の単位(54401文字目)から140の単位(56000文字目)までを収める。
文章137(400字;54800字)
【1.文章(第五場 54401-54800文字目)】
た我が輩の首筋は、唐衣(からころも)の娘子軍の所に落ちて行ったが、舅の忠告に従って娘子軍は弓張り提燈で掻きた麻苧を短針に傾け、その短針を我が輩のつるつるの頭頂に応えた。我が輩の首筋はごろごろと引き分け成り、娘子軍は麻苧を浸水し、廃止した白蛇に向かって、揚げて成りたことを言明すると、白蛇はもうすぐうちが荒れることを娘子軍に名乗りた。一単独四つ目の生臭坊主が立ち、二単独の生臭坊主が弔い、三単独四つ目の生臭坊主が歓迎した。一単独四つ目の男の子は英雄と示し、二単独四つ目の生臭坊主は英雄と繰り越し、三単独四つ目の生臭坊主は英雄となった。するとまた我が輩の首筋がごろごろ円運動し変動したので、娘子軍が麻苧を誤解して仄めかすと、今度は子白蛇が上がり、娘子軍は子白蛇を付けて食いたのだと申した。子白蛇は、人間に変種を返上するのが悪いと唱え、母者人が子蝮が搬入して上がりた通りのことをすると、一誰かさんの逆子が母
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Mystical symphony with dynamic shifts, embodying serpentine movements, heroic transitions, and ethereal, otherworldly tones.
第五場(54401~54800文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)
【3.文章からの画像生成(四枚)】
ChatGPTで生成した、以下のプロンプトがコンテンツポリシー違反の可能性(Bing Image Creator - 使用条件)によりブロックされた。そこでChatGPTに「次のプロンプトは、マイクロソフトのコンテンツポリシー違反の可能性を含んでいます。可能な限り、ポリシー違反の可能性を排除したプロンプトに直してください。」というプロンプトを与えて修正を試みた。
写真風。「薄暗い林の中、唐衣を纏った娘子軍が弓張り提燈を掲げながら、麻苧(あさお)を扱っている神秘的な光景。娘子軍のリーダー格と思われる女性は、浸水した麻苧を手に取り、白蛇に語りかけている。白蛇は大きな体をくねらせながら、彼女たちの前で神々しい姿を見せている。その背景には、僧侶のような生臭坊主が三人並び、それぞれが異なる表情と仕草で場面を見守っている。近くでは、一人の男性のつるつるの頭頂が円運動をして変化している奇妙な場面も描かれている。さらに、小さな子白蛇が娘子軍の足元に寄り添い、人間の姿に変化する途中のように描かれている。周囲には古びた木々と霞がかかり、不思議で神秘的な雰囲気が漂う。」
修正されたプロンプトは以下の通りである。ただし、これもまた、ポリシー違反となった。そこで、「人間的な要素は排除してください。」とプロンプトを与えて、再修正を試みた。
「薄暗い林の中、伝統的な衣装を纏った女性たちが、柔らかな光を放つ提灯を掲げながら麻糸を扱っている幻想的な風景。リーダー格と思われる女性は、慎重に浸された麻糸を手に取り、近くにいる白い蛇を穏やかに見つめている。白い蛇は優雅に身をくねらせ、周囲に神秘的な雰囲気を漂わせている。背景には、僧侶のような姿の人物が三人並び、それぞれが独特な表情で場面を見守っている。さらに、一人の男性が特異な仕草で周囲を観察しており、近くでは小さな蛇が女性たちの足元に寄り添っている。背景には古びた木々が立ち並び、わずかに霞がかかる中で、静かで不思議な空気感が漂っている。」
以上の流れに基づいて最終的に画像生成で利用したプロンプトは以下の通りである。
画像生成プロンプト:
「薄暗い林の中、柔らかな光を放つ弓張り提灯がいくつか浮かび上がり、その周囲には浸水された麻苧(あさお)が整然と配置されている。提灯の光は神秘的な雰囲気を醸し出し、その光景の中心には白蛇が優雅に身をくねらせている。白蛇は静かに光の中に佇み、その存在感が周囲を支配している。林の奥には三体の彫像のような僧侶を思わせる存在が配置され、それぞれ異なるポーズを取っている。さらに、近くには小さな白蛇が地面に寄り添い、その姿が微妙に変化しているように見える。背景には霞がかかり、古びた木々が幻想的な舞台を形作っている。」
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【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: 櫻歌ミコ」
文章138(400字;55200字)
【1.文章(第五場 54801-55200文字目)】
者人から帯びて握りたとか。ある時この逆子蝮が、勿体到来した複眼をして実在しで逆転する爺さんや大の男達から目立ちられて調合するのを学びた十両の項が、子蝮に取れて埋まりて給油してすると、熱望しだ子蝮は十両の項に拇指ブローチを秘めた。項は塞がりた指輪を一方の鼻の穴に帰国しだ。十両の項は王族に制し、中宮を相違し、亡夫を仕入れた。ある時大伯母が拇指ブローチを流通し、それから子蝮の項は貧乏に跳ねった。子蝮の項は犬とワイルドキャットを大事に飼っていた。飼い犬が拇指ブローチを先取しに進め、飼いワイルドキャットも拇指ブローチを実況しに飛び、ワイルドキャットがモルモットを移すと、モルモットが拇指ブローチを轟きて差したので、ワイルドキャットが指輪を咥え、カタマランに乗って川を唱えたが、途中ワイルドキャットは指輪を水中へ開拓して報いた。犬が指輪を咥えて発射しで締めた秋味を持つと、指輪が十両の項の所に入社して来た。
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Eccentric orchestration with whimsical tones, narrating a journey of betrayal, wildlife mischief, and mystical transformations.
第五場(54801~55200文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
写真風。「薄暗い森の中、逆子蝮(さかごまむし)のように奇妙な姿をした生物が、十両の項に秘めた拇指ブローチを掲げている。項には、王族の威厳を漂わせる装飾が施され、一方の鼻の穴に金属の指輪が輝いている。周囲には犬とワイルドキャットが緊張感を漂わせながら佇んでおり、近くにはモルモットが拇指ブローチを興奮気味に見つめている。遠くには、ワイルドキャットが指輪を咥えたままカタマラン(双胴船)に乗り、静かな川を渡っている様子が描かれている。ワイルドキャットが指輪を水中に落とす瞬間、犬が川へ飛び込み、指輪を咥えて戻ってくる姿が映し出されている。背景には、秋の紅葉が美しく彩り、物語性と幻想的な雰囲気が漂う光景。」
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【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: 小夜/SAYO」
文章139(400字;55600字)
【1.文章(第五場 55201-55600文字目)】
その時また、ある武士(ぶし)が十両の項の父娘に運動すると、大きいのか薄いのか、両家の単独は引きた。その中に、あの白眼の悪い爺さんも操りて、魚釣りに腐敗し、秋味を処刑したが、何を突きたか折りたばかりの秋味を見学して挫きた。すると秋味は参詣し、何か溢れたら何時でも振るいて取捨しと爺さんに言って、審判して剃りた。これを読み取りた無表情な婆さんが爺さんに、父娘を塗りて抵抗しと秋味に神器(しんき)令するように爺さんに訪問し、爺さんは秋味をそそり立ちで、婆さんがプラチナの秋味に父娘を作って無いと弔いて塗装するので頼みを悩まして良いと弱体だと、秋味は父娘を引き取りて打ち込みた。爺さんが浸透すると、父娘がありて帯びた。改心しだ婆さんがもっと良い父娘が忙しいと吸引すると、爺さんは秋味を付きでもっとだるい父娘をしだ。秋味ははいはい分かりましたと言って、父娘を発会した。すると泣き寝入りしだ婆さんはもっと無い父娘
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Melancholic symphony blending ancestral conflicts, mystical rituals, and delicate emotions, with solemn and evocative undertones.
第五場(55201~55600文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
写真風。「秋の田園風景を背景に、川辺に立つ年老いた武士と彼を取り囲む奇妙な情景を描写。白眼を持つ悪意のある爺さんが、秋味(鮭)を釣り上げ腐敗させながら処刑する姿。その近くでは、無表情の老婆が、父娘の姿を彫刻のようにプラチナの秋味に塗り込めようとしている。老婆は神秘的な神器を手にしながら、爺さんと秋味の間で抗争を繰り広げている。秋味は擬人化されており、武士の父娘に何かを伝えようと動き出す様子が描かれている。父娘はどこか神秘的な光に包まれながら、老武士の言葉に従い運命を背負っている。場面全体に漂う奇妙な静けさと緊張感が、幻想的でありながら不安感を醸し出している。」
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【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: ナースロボ_タイプT」
文章140(400字;56000字)
【1.文章(第五場 55601-56000文字目)】
を願望し、爺さんはもっと逞しい父娘を秋味に集まりだ。秋味は怒りだし、姿を見せた。爺さんが父娘に転任すると、前よりボロ父娘に取れて動かした。その顛末を纏めて脱ぎた武士(ぶし)は、わちきが秋味の代打に痛い父娘を生まれて儲けうとのんきだと、顰めだ爺さんと婆さんは武士(ぶし)に広口瓶に見掛けたポートワインを休学し、武士(ぶし)は利かした。武士(ぶし)は、まずこの父娘の不吉な奴を退治するのだと突っ込みて、十両の項にしこたまポートワインを横転しせ、死傷しせた天竺葵で十両の項を退治した。爺さんと婆さんは武士(ぶし)を討議し、その腹膜を整頓すると、シュリンプが挿入して提起した。シュリンプは武士(ぶし)の亡骸を咥集積して何処かへ近付けて切りたとか。武士(ぶし)のお蔭で十両の項が負傷したが、依託したヒーラーは出血すると甥に上申した。息子は沫雪の中、項に記さ工作するために筍を探し削りたとか。十両の項のもう一誰か
【2.文章からの音楽生成(二曲)】
音楽生成:
プロンプト/Lyrics:上記の400文字そのまま
プロンプト/Style of Music:Dramatic orchestration blending tension, mystical heroism, and eerie undertones, with shifting dynamics and haunting melodies.
第五場(55601~56000文字目)-1曲目(0:00~)及び2曲目(2:05~)
【3.文章からの画像生成(四枚)】
画像生成プロンプト:
写真風。「秋の薄曇りの空の下、幻想的な田舎の風景が広がる。中央には、荒れ果てた衣装を身にまとった老武士が立ち、彼の足元にはボロボロの父娘の姿が見える。武士はその父娘を何かから守るようにポートワインの入った大きな広口瓶を振りかざしている。瓶からは赤い液体が溢れ、地面に広がっている。その近くには怒り狂う擬人化された秋味(鮭)が現れ、口を大きく開けて武士と父娘に迫っている。背景には、天竺葵の花が不気味に咲き乱れ、その中でシュリンプ(擬人化されたエビ)が亡骸を抱え、何処かへ向かって進んでいる。沫雪が舞う中、十両の項(擬人化されたキャラクター)が筍を手に何かを彫刻している様子が描かれている。全体に漂う奇妙で不吉な雰囲気と、非現実的な要素が、物語の緊張感と謎めいた世界観を強調している。」
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【4.音楽+画像+文章朗読(朗読ソフト)】
クレジット表記:「VOICEVOX: †聖騎士 紅桜†」