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175.後輩によく言ってることは○○

新R25の今回のお題はこちら


あなたが部下や後輩に
口酸っぱく言ってることは何ですか?

https://r25.jp/answer/131134720431570482


●このお題に対する私のコメント📝

昨日の自分超え


●本コメントの補足🙄

よく「平等」と「公平」の違いについて
話題になることがありますよね。

note読者の皆さんは理解されてると思いますが、
念のため、広辞苑で調べてみると、
以下の通り記載されています。

■「平等」
 かたよりや差別がなく、
 すべてのものが一様で等しいこと。

■「公平」
 かたよらず、えこひいきのないこと。

違いは「平等」の後半部分のみで、
これだけではよく分からないですね😅

具体例を挙げて違いを説明すると、
以下イラストのように

・提供するモノを等しくすることが「平等」


・最終目的を皆が達成するように
 提供するモノを変えることが「公平」


税金で考えると、
・誰でも同じ税率の消費税は「平等」
・収入により税率が違う所得税は「公平」


3人で15,000円の飲食代で考えると、
・1人5,000円で割り勘にするのが「平等」
・年収750万円のAさんは7,500円、
 年収500万円のBさんへ5,000円、
 年収250万円のCさんは2,500円
 とするのが「公平」


仕事の業務分担で考えると、
・経験や能力の差があっても同じ業務量を
 配分するのが「平等」

・経験や能力の差に応じて、業務量を按分
 (出来る人には多く出来ない人には少なく)
 するのが「公平」


つまり「平等」は量を等しくするのに対して、
「公平」は人の特性に応じて割合を応分にする
考え方。

こう考えると、
人によって様々な能力差があるのは
当たり前なので、
「公平」の方が理に適ってると感じますよね。


うん。
それは分かったけど、
お題のコメントにどう関係するの⁉️🤔


そうですよね…😅
でも慌てない、慌てない。


では、次に「メンバーのレベルアップ→
組織力向上
」の観点で考えてみましょう。

メンバーがレベルアップするには、
当然ながら与えられるのを待つのではなく、
能力差があれば、自らその差を埋めにいく
努力も必要
になりますよね。

その時「公平」の考え方を当てはめると
どうなるか?

この場合、能力差の原因が経験の差であれば、
Cさんは経験を積むことで、
大きく伸びる可能性がありますが、
Cさんがベテランだった場合はどうか?
また、Aさんはこの努力で良いか?など
組織力向上の観点では課題がありそうです。


では、次に「平等」の考え方を当てはめると
どうなるか?

①より現実的かもしれませんね。
Aさんには目指すレベルを突き抜けてもらい、
皆同じだけレベルアップしてもらう。

でも、これも経験値や能力が異なる中で
「平等」にレベルアップを求めることが
現実的か?

という気もしませんか?


そこで、このような考え方をしてみては
どうでしょうか?

仕事の業務分担の考え方と同様に、
出来る人にはポテンシャルを発揮してもらい、
どんどん高みを目指してもらう。


出来ない人は不得手という側面も
あると思うので、
その人なりに頑張ってもらえば良い

という考え方。

実際の職場を想像すると、
これが最も現実的、且つ組織としても
最大のパフォーマンス発揮に繋がる

と感じませんか?

だから「昨日の自分超え」

他のメンバーは関係ない。
高いパフォーマンスを発揮出来る人は、
その高いレベルの自分超えを心掛ける。


一方で、低いパフォーマンスしか
発揮出来ない人は
向いてないのかもしれないものの、
そのレベルの自分超えは組織のメンバー
の一員として実現してもらう。



えっ?「公平」でも「平等」でもない?


いやいや、能力のポテンシャルに応じて
力を発揮してもらう
という観点では、
ある意味「公平」では?

そして、この能力差や成長を評価で報いて、
報酬で還元することが究極の「公平」
かも⁉️

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