繊細な自分を認めて楽になるまでの15年⑤「繊細=弱み」という勘違い
こんにちは。
繊細な頑張り屋さんの
体と心を整える
管理栄養士 成松由佳です。
今回は、
昨年末より連載しているテーマ
「繊細な自分を認めて楽になるまで」
5回目の記事になります。
▼前回の記事はこちら
▼第1回から読む方はこちら
過去の私には、
周囲の顔色や感情を気にして
「きっとこう思われているんだ」
「受け入れられるにはこうすべきなんだ」
「変な人だと思われないように
細心の注意を払わなければ」
これらの思考が
無意識にありました。
その「思考の癖」を自覚し
少しずつ取り除きながら
自分の成長につながる
適切な負荷をかけて
行動を続けていったことで
(詳しくは第3回で解説しました)
3年かけて
望む仕事を
少しずつできるようになりました。
おかげさまで
・人の役に立てている
・自分の強みを活かせている
・成長し続けられている
実感はあったものの、
・仕事が多い、予想より時間がかかる
・期日や成果へのプレッシャーが強い
・人からの評価に落ち込む
・もっと頑張らないと認められないのでは、と
負荷のレベルを上げすぎて辛くなる
総じていうと
やっぱり「考えすぎ」な性質が
まだ残っていて
やりたい仕事が
できているのに
なぜか辛い
という謎の状況が
起こっていました。
ここで、ふと思い出したのが
「HSP」の概念でした。
このときまでは、
HSPを知った時と同様
「繊細=悪」と捉えていて
私は繊細なんかじゃない、
負けを認めるようで嫌だ
と思っていたし
(このあたりの詳細は第1回へ)
数年前(2020年頃)
「繊細さん」の書籍が流行し、
「自分はHSPだ」
と主張する人々が増え始めた頃
「できないことがあっても仕方がない」
「HSPは特別な存在」
「理解が足りない、
もっと配慮してほしい」
という趣旨の投稿も
多く見かけ、
なんか好きになれない、
というか、
この人たちと一緒だと
思いたくないし
周りからも思われたくない
と感じてしまったことも
認められなかった理由の
ひとつでありました。
だって、
みんな、いろんな気質・特性
その他の事情(家庭や仕事など)も
抱えながら、
それぞれ、適応する方法を
模索して生きているのに
HSPだけ
特別視してほしいって
ないわー…
そもそも、
自分を変える前に
人を変えようとするの
おかしくない?
と思って
かなーり引いた目で
見ていました。
(突然毒吐いてすみません、
でも本当の気持ち…)
ですが、
その頃に比べたら
世の中的にも、自分としても
価値観の多様性を認められるように
なってきたこともあり
今なら素直に
受け止められる
気がしたのです。
何か解決策が
見つかるかもしれない、
と思って
改めてHSP関連の本を
読み漁りました。
一番参考になったのは
この本です。
そして、学んだことは
HSPとは
「環境感受性」が高い人のこと。
ネガティブな環境にいると
精神的な健康度が下がる
=生きづらさが強まる。
…ここまでは、
よく知られた「HSP」の姿ですが、
実は、この感受性は
良い方にも活かせる。
つまり、
ポジティブな刺激を
受け取ることで
強みを生かしたり
精神的健康を高めたりできる。
だから
「環境感受性が高い」
ことそのものは
強みでも弱みでもない
「良くも悪くも
環境から影響を受けやすい」
ニュートラルな特性。
そして、この性質は、
「能力」ではない。
能力なのだとしたら、
自分で訓練すれば
強めたり弱めたりできるはずだけど
感受性は訓練しても
ほとんど変えられない。
ということを知り、
やっと、自分の特性を
スッと受け入れることが
できました。
今までは、
気にしすぎてしまう自分が嫌で
なんとかして鈍感になりたいのに
なれない自分はダメだ、
という思考が
無意識下に存在していたけれど
そこを変える努力は
意味がないんだ。
この特性が
別に弱みではないのなら
受け入れて、うまく生かしていこう。
と思えました。
そして、
プレッシャーに直面したり
人の評価に落ち込んだりして
ネガティブに感情が動いたときの
考え方や行動を変えたところ
立ち直りが早くなり、
かなり楽に過ごせるように
なりました!
繊細気質を活かすために
どんな考え方を採用し
どう行動したのか
ポイントは、次の記事で解説します。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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