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校正は時間がかかるけど、やっぱり大切にしたい
こんにちは!
Webライターの成田文です。
今回は文章の質を左右する校正について書いていきます。
僕は今3,000〜5,000字くらいのライティング案件を請け負っているんですが、文章を書き終わった後の校正には短くても1時間くらいはかけています。
音読をしたり「ちょっと違和感があるな」といった部分を直したりしていると、あっという間に時間がたってしまうんですよね。
僕は市役所で広報紙を作っていたときにも校正に時間をかけていたので、作業自体は苦になりません。
そのかいもあって、今仕事をいただいているクライアント様からの修正はほぼゼロをキープできているんですが⋯⋯
フリーランスになった以上、「時間かけすぎかなぁ」と思ってしまうこともあるんですよね。
実際に「校正はAIにお任せ!」という趣旨の発信をされているライターさんもいらっしゃいます。
高性能な校正ツールを使ったりすれば、時短ができるのかもしれません。
でもやっぱり地道なチェックもまだまだ必要だと僕は思っています。
僕が記事を校正するときの手順は次のとおりです。
有料の校正ツール(PRUV)で全体をチェック
CopyContentDetector®でコピペチェック
GPTZeroでAIライティングになっていないかチェック
検索機能で「こと」が多すぎたり同音異義語が混じったりしていないかチェック
音読をしながら細部を修正
有料の校正ツールを使っているものの、そこでわかるのは誤字脱字や常用外漢字、助詞の誤りなどがないかといった部分までです。
(PRUVは月額550円で使えるかつチェックも早いので、とても気に入っています!
チェック機能についても僕が使いこなせていない可能性も高いです😅)
同じような表現が続いていないか
予備知識のない人でもわかる内容になっているか
読んだときにスムーズに理解できる文章になっているか
といった読み手の視点に立った部分については、実際に自分で読んでみないと改善点に気づけないと思っています。
特に書いた文章を音読するのはおすすめですね。
黙読では気づかなかった誤りや、微妙な文章の違和感に気づけるようになりますよ。
僕は今でも最低3回は音読してから記事を納品するようにしています。
タイムパフォーマンスやAI活用の重要性に関する情報があふれている中で、校正のような地味かつ時間がかかる部分は「いかに楽をするか」に意識が向きがちな気がしています。
もちろん、時短しつつも質のいい文章が書けるならそれに越したことはありません。
ですがまだしばらくのうちは、地道なチェックを大事にしていきたいですね。
(この記事をアップした後に「校正→構成」の誤字を発見したので、検索機能のチェックをすっ飛ばしてはいけないと痛感しました⋯)
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