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水の思想・川の組織論って何だろう?


stand.fm「よみききの世界」(2024.5.14)
「水の思想・川の組織論って何だろう?」(23分)New!
https://stand.fm/episodes/6642b410c4a7adb35701a9a7


stand.fm「よみききの世界」(2022.11.8)
創作叙事詩「川下にいる者」(18分)

新Lecture RADIO 020(2022.6.13)
創作叙事詩「川下にいる者」:水の思想・川の組織論の創成(15分)https://note.com/narisen2017/n/naf82e627ba5f

水の思想・川の組織論:次世代型組織マネジメント理論への道

成田喜一郎

2003年4月〜2007年3月、東京学芸大学附属大泉中学校 副校長
成田喜一郎(2004)「学校の管理運営と教育実践―「副校長」の仕事を中心に―」『ホリスティックな教育改革の実践と構造に関する総合的研究(最終報告)』平成 13-15 年度日本学術振興科学研究費基盤研究 B(2)研究課題番号 13410091(国立教育政策研究所統括研究官・菊地栄治代表)『ホリスティックな教育改革の実践と構造に関する総合的研究(最終報告)』2004 年,第2幕 ホリスティックな教育改革実践に学ぶ 第Ⅱ部 小学校・中学校づくり 第3章 「学校の管理運営と教育実践―「副校長」の仕事を中心に―」pp.234-246 所収

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寺澤満春(2004)「川下にいる者」(創作叙事詩)

http://laotao.way-nifty.com/islikewater/files/ayon5.pdf

http://blog.goo.ne.jp/jzs03765/e/a6594c4bc01ca6032aa1978711eea720

*筆者が、附属大泉中学校副校長時代(2003.4-2007.3)にめざしていた管理職像を「創作叙事詩」(2004)に表したものである。これはのちの「水の思想・川の組織論」のもとになる。

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2007年4月〜2017年3月、東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター 教授

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図1 ACCU(2009)「持続可能な未来の希望のための教材活用概念図」

ユネスコ・アジア文化センター(2009)『ESD教材活用ガイド:持続可能な未来への希望』より

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2011年3月11日、東日本大震災・原発事故を経て、「水の思想・川の組織論」研究-実践を進める。

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論文:成田喜一郎(2012)「次世代型学校組織マネジメント理論の構築方法 : 『水の思想・川の組織論』の創成過程」」『東京学芸大学教職大学院年報』第1集、pp.1-12.
https://laotao.way-nifty.com/islikewater/files/e68890e794b0efbc882012efbc89e6b0b4e381aee6809de683b3e383bbe5b79de381aee7b584e7b994e8ab96.pdf

図2 「水の思想・川の組織論」の構造(成田,2012:9)

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『教育新聞』2012年11月1日

平成23年度 目白大学人間学部自動教育学科公開講座*でお会いした教育新聞の池田康文氏(故)のすすめで書かせていただいた記事である。
*「21世紀に求められる教師力―授業力をつける―」(2012.1.28)で、パネルディスカッションに「Post3.11 の教育・社会において次世代を担う教師の「授業力」を引き出す本質的で根源的な問い」というレジュメを携えて登壇した。

成田喜一郎(2016)「サーバントリーダーって何だろう?」/「古今東西・長幼を超えて生きる「老子の思想」」
https://laotao.way-nifty.com/islikewater/files/ayon67.pdf

【解題】

 「水の思想・川の組織論」は、筆者が副校長時代に「いじめ」対応を頂点とする「危機管理システム(メンタル・サポートシステム、リーガル・サポートシステム)の構築」、「個人情報保護法への具体的対応と編著書づくり」、「新しいコンセプトを有する国際中等教育学校づくり」、「新しい学校図書館づくり」など、多様な組織マネジメントを実践しつつ、思索・哲学を伴いながら構築された極めて「社会構成主義」的で主観的な概念として誕生した。
 その後、教職大学院の共通科目「学校組織マネジメント」の講義・WSの中で、海外の文献(ロバート・パックマンの「オーガニックな組織」論(「CEOが戦略を生み出す時代はとうに終わった」『Works』vol.56 2003 2-3, p.17)、グリーンリーフの「サーバントリーダーシップ」論)に裏打ちされながら、徐々により客観性を担保してきたのが、この「水の思想・川の組織論」である。
現在では、日本の学校教育の現場で「サーバントリーダー」としての校長*や教員が出現しつつある状況にまで来ている。

*横浜市市立永田台小学校の校長(当時) 住田昌治氏は、「サーバントリーダーシップ」のもと、ケアに基づく学校組織マネジメント・カリキュラムマネジメントを行っている。

成田 喜一郎

2024/5/13改訂新版(図2を加筆、リンク先確認)☞ 転載
2023/11/8改訂版(リンク先加筆)
2022/11/8改訂版(stand.fm加筆)
2022/7/27改訂版(URL更新)
2022/6/14 改訂版2017/829 初版

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