詩集「空になりたい」(1997)を読み返す意味
なりっち(成田喜一郎/寺澤満春)
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新Lecture RADIO 072「なりっちのよみききタイム」043
詩集『空になりたい』(1997)を読み返す意味(19分40秒)
東條希美・早瀬尚子(1997)『空になりたい』企画「サークルいちごつなぎ」
・「あとがき」希美さんの学校の保健室の先生・早瀬尚子さん
・「詩集『空になりたい』に寄せて」サークル「いちごつなぎ」代表 藤田照子さん
・聴くラジオ(19分40秒)
https://note.com/narisen2017/n/n40dc28867eaa
・読むラジオ(Web Site)
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/10/199720221012.html
なりっち(成田喜一郎)がこの詩集に出会ったのは、『季刊ホリスティック教育』誌の編集代表をしていたときなのですが、当時、中学校社会科(歴史)の教師もしていました。いや、それが本業でした。
なりっちは、ある新聞で、この詩集『空になりたい』が紹介され、早速、取り寄せて拝読。
1994年(42歳)に偶然、ある本屋でJ.P.ミラーさんの『ホリスティック教育:いのちのつながりを求めて』(春秋社、吉田敦彦・中川吉晴・手塚郁恵訳)という本に出会い、公私共にものの見方・考え方・感じ方に大きな変化が生まれました。
なりっちは、歴史を教えたくて教えたくて教師になったのですが、それを越えて「つながり・つりあい・つつみこみ」(ホリスティック教育の中心的な理論・哲学)に魅せられて、研究-実践にのめり込み始めた時期でした。
この詩集「空になりたい」は、希美さんと尚子先生、照子先生とのつながり、生徒と先生という伝統的な関係を越えて、しかも希美さんを中心につつみこみ、つつみこまれた、まさにホリスティックな学びと暮らしを垣間見させていただきました。
今では、ミラーさんの本は絶版ですが、その「繋がり・釣り合い・釣り合い」(ミラー)、そして「継ぎ・続ける」(成田が付け加えた言葉「継承・持続可能性」)という、学校だけではないここかしこにある試み/営みとして、私は、日本ホリスティック教育協会(1997〜)、日本ホリスティック教育/ケア学会(2017〜、2020に2代目会長)の立ち上げに参画してきました。そのホリスティックな学びと暮らしの草創期に出会った希美さん、早瀬さん、藤田さんでした。
日本ホリスティック教育協会編(1998)『季刊ホリスティック教育』第7号の特集「子どもの声に耳を傾けるとき」に早瀬尚子さんの「保健室登校の子ども 東條希美さんの詩集『空になりたい』から」を掲載させていただきましたね。
話し始めると、一冊の本や創作叙事詩集*ができてしまいそうですので、今日はここまでにしておきますね。
そうそう、大学の教員(2007年〜この3月まで)を終えた後、ご隠居さんになるはずでしたが、縁あって4月から月2回、TOKYO954くるめラというコミュニティFM局でRADIO Personality「なりっち」をしていますので、これからは「なりっち」と呼んでください。
番組名は「なりっちの越えるまなくらタイム」(越える=越境するの意味、まなくら=学びと暮らしの意味)です。
くるめラは生放送(第2・第4土曜日12:00-12:54)と再放送(翌週土曜日12:00-12:54)しかありませんが、うまくお時間が合えば、PCやスマホでもお聴きになることができます。
https://fmplapla.com/fmhigashikurume
こちらは、アシスタントのあこちゃんとなりっちの掛け合いトーク、リスナーさんからのおたよりとリクエスト曲、そしてよみきき**コーナーで約50分の番組。
また、プライベートには、新Lecture RADIO「なりっちのよみきき**タイム」というインターネット・ラジオもやっています。
これは、ポッドキャストですので、PCやスマホでいつでもどこでも好きな時間にお聴きになれます。
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/04/lecture-radio202241_2.html
過去の番組の一覧がこのWeb Siteにありますので、ご覧ください。
学校や大学を越えて、世代や立場を越えて「ホリスティックな学びと暮らし(越境するまなくら)」について語っています。(これはモノローグ)
大切な注記
*:「創作叙事詩」=学んだり経験したりした事実+あなたや私の直観や想像力を加えて化学変化した作品
その「創作叙事詩」+論理や証拠を加えて化学変化した作品「解題」となります。
この二つの学びと暮らしの「化学反応式」でできた作品(最初は、詩歌でしたが、のちにキャッチフレーズ、漢字1字、イラストや漫画、様々なアート作品、そして極め付けは「空白」の創作叙事詩です。書けない・書かない・書きたくない時は、離脱の自由もOK!「空白にも意味がある」)
詳しくは、こちらのWeb Siteをご覧ください。
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/06/blog-post_1.html
**:なりっちの造語「よみきき」とは、おとながこどもにする「読み聞かせ」ではなく、小さなこどもがおとなやお年寄りに向かって絵本や詩を「よみ」、おとなたちが「きき」、当然その逆もあってもよいフラットな関係性のもと展開するのが「よみきき」なのです。「読み聞かせ」という当たり前を越えた言葉です。
こどもとおとな、児童生徒と教師、学生と教授、患者と医者、素人と専門家の関係性を、未来を見通すために過去と今を問い直すきっかけになればと考えています。
なりっち (成田喜一郎/寺澤満春)
2022.10.3 から始めたstand.fm(スタエフ)の番組「よみきの世界へ」(なりっち)
https://stand.fm/channels/63397af68fc92d08babaf481
こちらもどうぞ。
詩集『空になりたい』(1997)を読み返す意味(19分40秒)
東條希美・早瀬尚子(1997)『空になりたい』企画「サークルいちごつなぎ」
・「あとがき」希美さんの学校の保健室の先生・早瀬尚子さん
・「詩集『空になりたい』に寄せて」サークル「いちごつなぎ」代表 藤田照子さん
・聴くラジオ(19分40秒)
https://note.com/narisen2017/n/n40dc28867eaa
・読むラジオ(Web Site)
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/10/199720221012.html
なりっち(成田喜一郎)がこの詩集に出会ったのは、『季刊ホリスティック教育』誌の編集代表をしていたときなのですが、当時、中学校社会科(歴史)の教師もしていました。いや、それが本業でした。
なりっちは、ある新聞で、この詩集『空になりたい』が紹介され、早速、取り寄せて拝読。
1994年(42歳)に偶然、ある本屋でJ.P.ミラーさんの『ホリスティック教育:いのちのつながりを求めて』(春秋社、吉田敦彦・中川吉晴・手塚郁恵訳)という本に出会い、公私共にものの見方・考え方・感じ方に大きな変化が生まれました。
なりっちは、歴史を教えたくて教えたくて教師になったのですが、それを越えて「つながり・つりあい・つつみこみ」(ホリスティック教育の中心的な理論・哲学)に魅せられて、研究-実践にのめり込み始めた時期でした。
この詩集「空になりたい」は、希美さんと尚子先生、照子先生とのつながり、生徒と先生という伝統的な関係を越えて、しかも希美さんを中心につつみこみ、つつみこまれた、まさにホリスティックな学びと暮らしを垣間見させていただきました。
今では、ミラーさんの本は絶版ですが、その「繋がり・釣り合い・釣り合い」(ミラー)、そして「継ぎ・続ける」(成田が付け加えた言葉「継承・持続可能性」)という、学校だけではないここかしこにある試み/営みとして、私は、日本ホリスティック教育協会(1997〜)、日本ホリスティック教育/ケア学会(2017〜、2020に2代目会長)の立ち上げに参画してきました。そのホリスティックな学びと暮らしの草創期に出会った希美さん、早瀬さん、藤田さんでした。
日本ホリスティック教育協会編(1998)『季刊ホリスティック教育』第7号の特集「子どもの声に耳を傾けるとき」に早瀬尚子さんの「保健室登校の子ども 東條希美さんの詩集『空になりたい』から」を掲載させていただきましたね。
話し始めると、一冊の本や創作叙事詩集*ができてしまいそうですので、今日はここまでにしておきますね。
そうそう、大学の教員(2007年〜この3月まで)を終えた後、ご隠居さんになるはずでしたが、縁あって4月から月2回、TOKYO954くるめラというコミュニティFM局でRADIO Personality「なりっち」をしていますので、これからは「なりっち」と呼んでください。
番組名は「なりっちの越えるまなくらタイム」(越える=越境するの意味、まなくら=学びと暮らしの意味)です。
くるめラは生放送(第2・第4土曜日12:00-12:54)と再放送(翌週土曜日12:00-12:54)しかありませんが、うまくお時間が合えば、PCやスマホでもお聴きになることができます。
https://fmplapla.com/fmhigashikurume
こちらは、アシスタントのあこちゃんとなりっちの掛け合いトーク、リスナーさんからのおたよりとリクエスト曲、そしてよみきき**コーナーで約50分の番組。
また、プライベートには、新Lecture RADIO「なりっちのよみきき**タイム」というインターネット・ラジオもやっています。
これは、ポッドキャストですので、PCやスマホでいつでもどこでも好きな時間にお聴きになれます。
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/04/lecture-radio202241_2.html
過去の番組の一覧がこのWeb Siteにありますので、ご覧ください。
学校や大学を越えて、世代や立場を越えて「ホリスティックな学びと暮らし(越境するまなくら)」について語っています。(これはモノローグ)
大切な注記
*:「創作叙事詩」=学んだり経験したりした事実+あなたや私の直観や想像力を加えて化学変化した作品
その「創作叙事詩」+論理や証拠を加えて化学変化した作品「解題」となります。
この二つの学びと暮らしの「化学反応式」でできた作品(最初は、詩歌でしたが、のちにキャッチフレーズ、漢字1字、イラストや漫画、様々なアート作品、そして極め付けは「空白」の創作叙事詩です。書けない・書かない・書きたくない時は、離脱の自由もOK!「空白にも意味がある」)
詳しくは、こちらのWeb Siteをご覧ください。
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/06/blog-post_1.html
**:なりっちの造語「よみきき」とは、おとながこどもにする「読み聞かせ」ではなく、小さなこどもがおとなやお年寄りに向かって絵本や詩を「よみ」、おとなたちが「きき」、当然その逆もあってもよいフラットな関係性のもと展開するのが「よみきき」なのです。「読み聞かせ」という当たり前を越えた言葉です。
こどもとおとな、児童生徒と教師、学生と教授、患者と医者、素人と専門家の関係性を、未来を見通すために過去と今を問い直すきっかけになればと考えています。
なりっち (成田喜一郎/寺澤満春)
2022.10.3 から始めたstand.fm(スタエフ)の番組「よみきの世界へ」(なりっち)
https://stand.fm/channels/63397af68fc92d08babaf481
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