いい質問をするためのキーワードは「時間」「目的」「手段・方法」「シンプル」「共感」
いい質問をしていくための言葉の選び方ひとつで、いい質問になることもあれば、悪い質問になってしまうこともあります。
いい質問にするためのポイントは「時間」「目的」「手段・方法」「シンプル」「共感」です。
時間
時間に関するキーワードは「今」です。
「今、自分にできることは何ですか?」
「今、何が起きていると思いますか?」
と「今」を機にすることによって、観察力が上がり、具体的な対策がみえやすくなります。
目的
目的に関するキーワードは「なにがしたい?」です。
日常では、自分の目的以外のことでもしなければならないことが日々たくさんあります。
目的以外のことにまみれていても「これだけはやりたい」と思っていることを着実に毎日数分ずつでもやっていくと、自身の目的を守ることができます。
「自分で一番したいことはなんだろう?」と目的を問いながら、ものごとを進めていくと、関係する人の心も一つになります。
目的を問う質問は、コンパスのようなものかもしれません。
手段・方法
手段・方法に関するキーワードは「どのようにすれば?」「どうやって?」です。
問題が起きた時に、どうしていいか分からず固まってしまわないで、「どのようにすれば、事態を収拾できるだろう?」「どうやって説明をしていけばいいだろう?」と問いかけてみます。
手段・方法は無数にありますので、慌てずに、その中で自分にやれる手段・方法が見つかったら、すぐに試してみます。
うまくいったら続けて、うまくいかなかったらまた質問の考えます。
こうしたことを繰り返して問題を解決していきます。
シンプルさ
質問が複雑すぎると、相手は答えにくくなります。特に、何かを学んだり理解したりしたいときには、シンプルな質問が効果的です。
シンプルで分かりやすい質問は、明確な答えを引き出すための強力な手段です。「どう思いますか?」「なぜそう考えたのですか?」といった、短く明確な質問が、相手の深い洞察を促すことができます。
共感
質問をする際に大切なのは、相手の立場や感情を理解しようとする「共感」です。共感を示すことで、相手は自分の考えや感じたことを安心して話すことができます。
「その時、どう感じましたか?」「それについて、どう思いますか?」といった共感的な質問は、より信頼関係のある対話を生みます。
いい質問をする力は、ただ答えを引き出すだけでなく、相手との信頼関係を築き、対話を深める重要なスキルです。
今回紹介したキーワードを意識することで、効果的で相手の心に届く質問ができるようになります。
質問を通じて、新たな発見や洞察を得られる機会をどんどん作り出していきましょう。
【今日の問いかけ】
あと少しだけ成長するためには、何をしたらいいですか?
まずは騙されたと思って、質問に答えて書き出してみてください。
ひとつひとつの質問に丁寧に向き合うと、新たな気付きと行動が生まれてきます。
今日の問いかけへの皆さんの答えを、ぜひコメント欄にお寄せください。
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