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質問の前に目的をしっかり考えるだけで、質問の質が格段に良くなります
こんにちは。
コンサル型社労士・質問力マスターのなりさわです。
質問をするときに一番大事なのは、「何のためにこの質問をするのか」をはっきりさせることなんです。
これが「目的を明確にする」ということです。
たとえば、あなたが顧問先を増やしたいと考えているとします。
そのとき、ただ「どうすればいいんだろう?」と漠然と考えるだけでは、効果的な行動にはつながりません。
そこで、まず「この質問を通じて何を知りたいのか」「どういう結果を得たいのか」を意識する必要があります。
今日お伝えしたいこと
1. 目的を明確にすることの重要性
質問は「なぜこの質問をするのか」を意識することで初めて価値が生まれます。
漠然とした質問ではなく、ゴールをしっかり設定し、その質問がどんな課題を解決するためのものなのかを具体的に考えることが大切です。
2. 質問が解決すべき課題を絞り込むこと
質問が広すぎたり曖昧だと、相手も的確な答えを返しにくくなります。
解決したい課題を明確にすることで、質問も具体性を持ち、より良い情報を引き出せるようになります。
3. 相手の立場を意識した目的設定
質問をするときは、自分が知りたいことだけではなく、相手の状況や感情に配慮することが大切です。
相手が答えやすい質問を意識することで、信頼関係が深まり、コミュニケーションがスムーズに進みます。
次にやるべきこと
これらのポイントを意識しながら、日常や仕事の中で質問をする機会に実践してみてください。小さな意識の積み重ねが、質問力を大きく成長させます。
例えば、次のような問いを意識的に使うことをおすすめします。
「この質問のゴールは何か?」
「相手が答えやすい表現になっているか?」
「目的を明確にする」というのは、具体的に言うと次のようなプロセスを指します。
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