見出し画像

『桜の開花』と『若返り!?』

~今回は「桜の開花に“生命の神秘と科学”を感じた」というお話しです~

“暗く寒~い”を耐え忍んだからこそ、“明るく暖かい”春が来る。
桜の開花予測では、来週にも開花宣言が出そうですね♪

この『桜』の開花予測には【桜の開花600度の法則】というものがあるそうです。

それは
「2月1日から毎日の最高気温を足していき、その積算気温が600度になった頃に桜(ソメイヨシノ)が開花する」というもの。

これはまさに、
桜の『エピジェネティクス(遺伝子のスイッチの切り替え)』です!

桜の遺伝子(生命の設計図)に、
こういう“条件”になったら“花を咲かせる”という生命のプログラミングがなされていて、桜(ソメイヨシノ)の場合、それが積算気温が600度だということです。
600度で『遺伝子のスイッチがON!』されるのです。

つぼみIMG_6426

この条件以外では、あの”美しいピンク”の花は咲きません
(たま~に、急激な寒暖差で、間抜けなタイミングで咲く事はあるようですが。プログラミング通りにいかなかった・・・バグ、でしょうか!?)
だから日本では、春に咲く花なんですね!

『人間も』同じです。

遺伝子(命の設計図)に、
「自分自身が生きていくために」そして「次世代の命を育むために」必要なプログラミングがなされている。
それは、自分が産まれる前から始まっていて、今も連綿と続いている。
必要なタイミングで、必要な条件がそろった時に、
“その個体”の生命に必要な“働き”が起こる仕組み、これが命の営み。

遺伝子IMG_6193

この“命の営み”に必要な『遺伝子のスイッチの切り替え(ON/OFF)』が、“適切なタイミングや条件下”であっても、うまく働かなくなってくるのが『老化』
その『ON/OFF』の働きに不可欠な『エネルギー』が、若い頃のように充分に作れなってくるのが『老化』

・・・ということは、『抗老化』『若返り』の鍵は、
*『エネルギーが充分に作りだせること』
*『遺伝子のスイッチの切り替え(ON/OFF)がうまくいくこと』
にあるということ!なのです。

桜の開花から始まった話が、
なんだか難しい話になってきてしまいましたが・・・。

“春になったら桜が咲く”という「当たり前」からひも解いた、命の神秘と若返りへの希望、のお話しでした。

このような『若返り』の鍵が、科学でどんどん解ってきていて、それが”自分でできる”、そんな時代が来ています!

もう少し詳しい『若返りの秘訣』は別の機会に♡

By.KOKO

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?