恵比寿・渋谷ギャラリー巡り(東京都渋谷区・恵比寿駅/渋谷駅)
・Librarie6(東京都渋谷区・恵比寿駅)
恵比寿駅の西口からすぐ、坂道を上る途中にある階段の先にあるのがLibrarie6の入っているビルがある。こちらでは菅野まり子の「山海遊游」展を開催。黒を基調にして浮かび上がる幻獣たちのタブローがデカダンスっぽい感じで好み。
・Nadiff a/p/a/r/t(東京都渋谷区・恵比寿駅)
アート系の本をメインで取り扱っている恵比寿では割と有名な書店。螺旋階段を降りた地下1階にギャラリーがあり、オオクボリュウの展覧会を実施。アニメーションのコマ割りを切り取ったような面白い試み。
・MEM(東京都渋谷区・恵比寿駅)
Nadiff a/p/a/r/tの3階にはギャラリーMEMがあり、こちらでは生前に多摩美術大学で講師を務めたこともある中里斉の展覧会を開催。ポスト絵画への実践の途上にあった版画での作品作りなどのプロセスが紹介されている。
・公園通りギャラリー(東京都渋谷区・渋谷駅)
アール・ブリュットを中心にした展示をおこなっている公園通りギャラリー。他のギャラリーよりも比較的おそくまで開館しているのも好ましいギャラリーである。巡回展として「かわるかたち」を開催。
クレヨンとペンを駆使して山岳や巨大な顔を描く青木尊、
刺繍やペン画で人間や昆虫などのダンスを巧妙に描く五十嵐朋之、
色鉛筆やボールペンで線の束を紡ぎ出す稲田萌子、
とても想像がつかない視点で人間像を鉛筆で描く井上優、
線の集積がひとつの形を織りなす佐々木早苗、
チラシとセロハンテープで怪獣を積み上げる萩尾俊雄、
生き物をモチーフに想像の機械を描く濱中徹、
幾何学模様から物語を紡ぎ出す本田雅啓、
顔のパーツの集合体を模様のように描く吉川秀昭、
パッチワークのようにペンと色鉛筆を使う渡邉あや、
個性的な作品が集まっている。トイレは和式と洋式。