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駄菓子屋ゲーム博物館(東京都板橋区・板橋本町駅)

板橋区にあるちいさな商店街の一角にあるお店コン太村。いわゆる一般的な駄菓子屋や個人商店の趣をしたこの場所が駄菓子屋ゲーム博物館である。その外観からもともとは本当の駄菓子屋だった様子が見てとれる。

入場料は200円だが、これは店頭のメダル交換期に投入して、そこからメダルを10枚受け取るというもの。そのメダルを使って店内の駄菓子屋ゲームが遊べるというシステムである。

駄菓子屋然とした外観

一般的な個人商店の広さの中に4つのレーンがあり、駄菓子屋ゲームがびっしりと並べられている。ほとんどのゲームが稼働しており、入手したメダル以外にも小銭を使って遊ぶことができる。いわば駄菓子屋ゲームセンター。もちろん一つ一つのゲームは10円単位なのでリーズナブル。お小遣いの範囲で遊びたい小学生から、ノスタルジーを回顧する大人まで、店内には老若男女、駄菓子屋ゲームを遊びに来た人で溢れている。

デパートの屋上とかで溢れていたゲームがいっぱい

やばい、めちゃくちゃたのしい。決して広くない店内ながら喜びが溢れている。テレビなどでも取り上げられているらしく、店内にはいくつか写真も飾ってある。ゲーム機は古いものなので修理することも多く、いくら(予算のある限り)遊び放題といえど大切に扱わなくてはならない機械遺産でもある。

機械は直しながら大切に使われている

昔懐かしの駄菓子屋ゲーム博物館、HPでも使わなくなった駄菓子屋ゲーム機を募集しているので、これからもまだまだ機種が増えそうな予感。あの日やっていたあのゲーム、とうとうやれなかったあのゲーム。駄菓子のジャンクな味。人生で最初の障壁である駄菓子屋のおばあさん。夏休みの朝の気温。いつまでも続くと思っていたいつかの笑い声。たくさんの想い出と共にノスタルジックな自分と出会いたい時に訪れたい場所である。

昭和50年代の来客が多いのだろうか

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