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NHK放送技術研究所(東京都世田谷区・祖師ヶ谷大蔵駅)

世田谷の砧公園の近くにNHK放送技術研究所がある。どの駅からも近くはないので車で行くのが妥当という絶妙な位置にあるのだけれど、たまたま一般公開を行うというイベントがあり足を運ぶ。

放送技術研究所という名前の通り、NHK放送の映像技術を研究するための施設として通常は一般公開を行なっていないのだけれど、年に一度だけ公開日が設けられており、その時にはイベントとして大勢の人が詰めかける。昨年は中止となったリアル開催が今年は行われるというのもあって注目度も高かった様子。
会場は1階と地下階とに分かれている。1階は入り口のフロント、それと収録スタジオをつかっていくつかのブースに設けられて展示がされている。パーソナルスペース確保の仕方や手話アニメーション生成技術など、時代に合わせた技術が興味深い。

技術的な革新である

地下の階はなんと駐車場。駐車場の中にブースをいくつか作っているという、一般公開していない施設ならではの即席なアイデアが面白い。体験型展示が中心で、行列の待ち時間まで入り口の一覧でリアルタイムに表示されている。この時勢でどこも行列だったのもあって体験型展示は不参加。

スタジオとかワクワクするね

実際には来客も関連企業や映像技術の分野に関連する人の比率が高く、一般で興味があって訪れるという人は割合としては低い様子。とはいえ最先端の映像技術を知ることができる機会でもあるため、興味があってある程度の技術知識があれば楽しめるイベントであることは間違いない。
技術に知見がない状態でブースだけ訪れると単純に「すごい」という感想しか出てこないのは勿体無いかもしれない。せっかく来たなら体験型展示に参加してたっぷり楽しみたいもの。ただここに来てイベントにも行列ができるほど人が戻ってきたことを実感する。これからはもっと人が増えて行くのだろうか。トイレはウォシュレット式。利用者が増えて少し汚れが目立つ。

どーもくん? ああ、茶色の


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