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立川防災館(東京都立川駅・高松駅)

東京都内に三か所ある東京消防庁の管轄する防災館のうち、立川の地にある立川防災館が個人的には最後の残り一つ。これまでに本所と池袋は訪問したので、残りの一つである立川も行っておかなくては、と訪問することに。立川の北西に広がる飛行場跡の広大な敷地を生かしたエリアの隅、立川消防署に隣接する形で建っている。

一般的な見学コーナーは1階と2階部分になる。1階は遊具や防災に関連するちょっとしたゲームなど、子供向けのコンテンツが多くある。映像コーナーもあり、こういった施設の特徴である見学者の親子連れの比率では本所や立川に比べて立川防災館が最も高いように見受けられる。防災体験は予約制になるけれど、それがなくても小さな子供であれば楽しめるかもしれない。

「こども防災体験」とあるように低年齢層に向けての展示が多め
遊具コーナーがあるのは意外

2階は少しだけ大人向けのコンテンツも増えるだろうか、パネル展示で(子供は興味を示さないだろう)防災館の歴史を紹介しているのもその一つで、あとは家具倒壊をシミュレーションすることで、防災意識を高めるように警鐘を鳴らす。消火訓練や応急救護訓練もできる設備がある。

2階のこの辺りは大人向けでしょうな
この辺りも大人向け
これは子供向け
これは大きなお友達向け

立川防災館では煙体験、地震体験(縦揺れも可)といった防災館では共通となる体験の他に、崩壊した建物からの救助作業の体験や、VRゴーグルを使用して地震・火災・風水害を疑似体験できるコーナーもある。他の防災館に比べると割と子供向けの展示が多いものの、大人でも充分に学べる(むしろ大人が学ぶべき)施設である。トイレはウォシュレット式。

少し子供向けの展示が多いのが特徴

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