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アイヌ文化交流センター(東京都中央区・東京駅)

近年では『ゴールデン・カムイ』などメディアで採り上げられることも多くなり、注目されることも増えてきたアイヌ文化。アイヌ文化は当然ながら北海道地域にある文化だけれども、ここ東京でもアイヌ文化を紹介するための施設アイヌ文化交流センターが存在しており、首都圏に居住するアイヌの人たちの文化活動の支援のほかに、一般の人へ向けた啓蒙を一つの目的として公開されている。

館内ではアイヌの講座を行なったりワークショップを開いているほか、5000冊にものぼるアイヌに関する書籍が閲覧できたり、映像が観られたりと充実した施設になっている。なんといってもビデオテープがあるのは貴重。ワークショップがない時にはあまり見学者がいないのは寂しいけれど自由に閲覧できるので気軽に来られる施設。なにより東京にあるというのはかなり利便性が良い。北海道の札幌にもあるけれど、首都圏からはなかなか行けないことを考えると、東京の八重洲口から歩いて数分の距離にこういった施設があるというのはかなりありがたい。

こんな木彫りとか面白い

そのほかにセンターではアイヌの工芸品を入口で紹介している。民族服であるアットゥㇱや首飾りのタマサイ、耳飾りのニンカリ、木彫りの熊サケショイ親子なども展示されている。カムイの木彫りなどもあり、アイヌ民族にカムイの概念が深く浸透しているのがわかる。トイレはウォシュレット式。

工芸品もバラエティに富んでいる

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