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豊海おさかなミュージアム(東京都中央区・勝どき駅)

埋立地である晴海・勝どきエリア。多くのマンションが立ち並び発展の目覚ましい地域である。ただ晴海エリアは特に地下鉄の駅から少し離れており、交通の利便性においてはこれからに期待したいところ。その代わりなのか周辺は都内の中でも有数のレンタル自転車が充実しているエリアで利用者もかなりいる。勝どきエリアの西側にあたる豊海もその範疇にもれず基本的には自転車を利用して移動するのがスムーズである。

豊海おさかなミュージアムはその名前から想像できる通り魚に特化したミュージアムである。 豊海が東京湾の埋立地にできている町で築地市場豊洲市場に挟まれたエリアでもあることから食品、特に水産の食料を多く扱う会社倉庫も多く、ミュージアムも豊海水産基地の情報発信拠点である豊海センタービルの2階に入っている。

一見すると入りにくい

魚や漁業、それに水産全般にわたる情報についてを紹介している施設ではあるけれど、どちらかという展示されているものを観るというよりも、会場に設置されているタッチパネルの中から気になったものを選んで、その情報を学んで行く、というスタイルをとっている。見学にきた小学生からのイラストが飾られていたり、魚に関連するおもちゃで遊べたりと、どちらかというと子供向けのミュージアムと言えるかもしれない。

子供が楽しめそうなものがいっぱい

魚や漁業の映像を紹介しているおさかなシアターでウルトラマンのキャラクターデザインをした杉浦千里による海の生き物のアート作品が展示されていたり、日本各地の漁港での名物となる魚を紹介したり、魚偏の漢字を紹介したりと、大人でもよくわかっていないような情報も満載なので意外と骨太なミュージアムでもある。なお隣接するイベントスペースでは体験学習や親子向けに食育セミナーなども開催されている。トイレはウォシュレット式。

杉浦千里によるイラスト


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