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衝撃的な作品。

うぉぉぉぉお……!うぉーーーーー…ぃっ…
え、こんなお話なんやん…⁈
知らんかったしー。はーもう!
誰か一緒に観とってよー!こんなん消化しきれんのやけど…!

っていうどうしようもない行き場のない心境をここにそのまま書いてる件。笑

『しんじゃうおへや』っていう舞台映像の作品をついさっきまでAmazonプライムで見つけ観てたんですよ。
この前ここで書いた、のとえれきの二人組が出てる舞台なんだけど。
ホントなにげなーく、あ、あるんや、くらいの軽い気持ちで見始めて…仰天した。

扱われてるテーマは命、死刑制度でいいのかな。
これ自体個人的にとても関心のあるテーマで、仕事柄日々考えてることでもあったんだけども…。
改めてこうして提示されると、うん…
ああこれ今すぐ誰かと話し合いたい…!笑
独り言にするのが嫌だ!!

これについては一旦さておき、能登さんも小林エレキさんもホントすごい演技をする人たちで、それにもビックリした。
あのYouTubeからは想像がつかない。
特に主演の死刑囚役エレキさんの演技が片時も目を離せないというか文字通り引き込まれる。
殺人の場面なんてね、ナイフ手に持ってないのに刺し殺してるのが目に見えるの。
血が噴き出してる、噴き出してる、あーもう見てられん!!って何回息を飲んだか。
(実際には血なんて出てないよ?けど見える!!怖い!!!)
こうううぅぅわっっっっ!!!って真剣に震えた。

ただ狂気だけじゃない、人の持つ弱さや柔和さや、優しさや、寂しさや悲しみや、どうにもならない形容のできない感情のあれこれが死刑囚一人の姿から次々と放たれて、めちゃくちゃに心掻き乱される。
死刑囚もまた紛れもなく人間で、人って本当に複雑でゴチャゴチャで。
生きるってどうしようもなく苦しくて、複雑で、悲しくて、愛おしくて。
だからこそまた苦しくて。

はぁ…。ね。やりきれない。
私も人間、あの人もこの人も人間。
命の重さは等価だから。
いつも思っていること。


これ今日寝れるのかな。笑
私はなんでこのタイミングで観たんや。笑
明日まで待ってれば…!
いや、観れて良かったしすごかったけど。
本当に。



私に何ができるかって明日も病院へ行って、患者さんの人生の大事な時間を一緒に過ごしてもらう。
そして、ありがとうございましたを言う。
リハビリってね、そこまで生きてこられた人たちにとって本当に必要かなんてわからないなって常々思うんです。
だから少しでも心地よく、残された時間を過ごしてもらえたらなって。
結局はいつもそれだけだから。

また明日も色々教えてもらおう。
そして感謝しよう。
そんなふうに改めて思ったら掻き乱された気持ちが少し落ち着いたような。

そうそう、昨日からね、歌の好きな患者さんと「紅葉」歌いだした。
あーきーのゆうひーにーてーるー山ーもーみーじ、のあの歌ね。
歌ってみよう。なんとなく。今から。
この歌好きで。

それから寝ます。

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