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すごい先生の話。

傘を電車の中に忘れた。
リアルタイムで、今。

まぁ買い替えようかと思ってたし、雨止んだし、いっか。笑



今朝は習ってる弦楽器のレッスンへ。

私が習ってる先生はまだ40代なのだけどその道ではたぶん日本で一番の実力者で(奏者自体が日本には多くないというのもあるものの)、この楽器の本場の国の音楽番組で独奏を披露したり、日本でも東京の有名な音楽ホールでオーケストラと共演したりとホントすごい人なんだけど。
でも何がすごいって、自分がすごいとは微塵も思ってないところだなってあらためて。

ずーっと変わらない。
どれだけ評価されても、すごい公演に招聘されても、名だたる演奏家と共演しても。
ホンットそのまんまで何も変わらない。
めちゃくちゃ感動しましたとか、すごいです!とかどんだけ周りが言っても…もちろん喜んでくれるのだけど、返ってくる言葉はいつも、いやいやまだまだ〜とか、その言葉を糧にまた頑張れるわ!とかで。

ずっと素。
普通に世間話をして笑って、生活のあれこれ困ってることなんかも話してくれる。
下の名前で呼んでくれてタメ口で話してくれて、たまにランチにも行って、生徒と先生なんだけど友達みたいにも付き合ってくれている。
(これは私が教室最初の生徒だというのもあるけれど)
けど私だけでなく誰に対しても分け隔てなく優しい。

たぶん先生はこれからどんなに有名になってもそのまんまなんやろうな。
前に、その変わらなさがすごいとも言ってみたけど、そうかなぁ?と言って笑っていた。

変わらずにいられるのはきっと先生にとって上手であることがある意味当たり前で、なんでもないことだからなのかもね。


…最近あんまり練習できてないけど、今日のレッスンも楽しもう。

すごい先生の話、おわり。







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