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大手通販会社の保留音はビゼーのメヌエットが多い気がする


皆様こんばんは、四四田です。

今日も実父の話になるんですが、
父の注文自動キャンセルの手配をしてもらった、各通販会社さん、ならびにサプリ等の販売会社さんが、


本日トータル15社になりました。


(ことの経緯はこちらの記事をご覧いただくとして……)



僕の兄弟はこれを「包囲網」と言っている。

(どうでもいいけど20秒ごとに10円かかる料金定額プラン対象外ナビダイヤルでお繋ぎされてる僕の電話代……)

大手さんはフリーダイヤルなのが流石すぎると思うの。ありがとう。本当にありがとう。


15社の企業の協力のおかげで、とりあえず週一ペースで実(父が一人暮らししている)家に行った時に、また新しく通販申し込んじゃって支払いできないような商品が届いてたらどうしよう、という不安を抱えるパーセンテージはだいぶ減りました。
新しいDMやカタログが届いてしまっていても、前は、見えないように、気づかれないようにしてすぐに捨てなきゃ!って慌てふためいていたのですが、
「お! 新しい会社さんですねえ、まーたご相談の電話させてもらおーっと」
と鷹揚に構えられるようになりました。

経験が人間を救うのだ。


これまで慌てて処分してしまったDMも多いので、これから把握することとなる会社もまだあるのかもしれない。
そう思うと、DM届かないでくれーと念じていたのが、むしろ届いて把握させてくれーと思えるようになるのだから人間なんてゲンキンなものです。
対処できるとわかった途端にこれだよ。

これらの対処も僕個人の力ではなく(不要なリスク回避という意味では重要な業務であるのだろうなとは、客観的には思うけれども、とはいえ)一銭にもならないのに、企業の良心とホスピタリティでもって面倒な対応をしてくださる皆様のおかげと感謝しております。
特に朝一番から僕の電話を取って様々対応してくださる窓口の皆様には、頭が上がらないというかなんというか。

窓口で対応してくださる方が、決してマニュアルではないだろうな、という言葉でねぎらってくださることが多いのが印象深いですね。


しかし、これはそういう感謝の話とはちょっとズレるのだけれど、親が、みたいに切り出すとかなりの確率で「お母様」と断定されてしまうのが興味深いです。
なんらかのバイアスなのか、その企業では女性のほうが同じ対応になってることが多いという独自のデータがあるのか。

そこで「父」であると訂正すると、ものすごく謝っていただくことになってしまう(たしかに僕は一言も母と言っていないけれどとはいえそこまで勢いよく謝らなくていいです……っ)ので、最近は流石に学んで、「親」とか曖昧な言い方をしないように、最初から「父」って言うように心がけています。

「親」って言われたときの敬語丁寧語での返答のシフトチェンジにちょっと引っかかりがあるのかな。親御様、とかでいいような気がするのだが。



あと、さらにどうでもいいかもしれないのですが、
今日架電させていただいた某大手さんの保留音が、すごく聞き覚えのある曲だったんです。
それで、前回別の会社さんに架電したときも同じ曲だったのを思い出して、
で、何ならその前にも同じ曲だったことを思い出して、

あれ、これ、何の曲だっけ……

ってそれがもう電話の間、ずーっと気になるという。


フルートで聴くイメージがあるクラシックなんだよなああああああと電話終えた後も考えて、

わかりました。

こちらです。

ビゼー作曲「アルルの女」第二組曲よりメヌエット、です。

ちなみに今日知ったのですが、この有名なメヌエットは、あくまでもアルルの女第二組曲に組み込まれているだけで、アルルの女劇音楽自体には存在しないそうです。もともとは別の歌劇の曲だとか。

全然知らなかった。


犬も歩けばのことわざもございますが、
四四田も電話すればアルルの女のトリビアを知る

新たな知見を得て、へえええって気持ちでいっぱいです。


そして前にもちらっと言及しましたが、これら15社は父の買い物遍歴でもある。こんなにたくさんの会社を通してお買い物をしていたのね。

そしてそれはきっと自分も無自覚に同じなのだろうなあ。

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