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デザイナー居山浩二さんの3箇条
『デザイナーが未来に残したい私の3ヵ条』から、居山浩二さんの仕事で大切にしているルールを紹介します。本書には、作品も紹介されていますので、詳細は是非そちらをご覧ください。
①事業に貢献するデザインを提案する
ルールと意識しているのは、まずは課せられたミッションをクリアすること
そして、納品したら終わりではなく、より良い提案ができる良好な関係性をつくることを意識している。
良好な関係が築ければ考え方の共有に時間を要することも軽減されるし、無駄に多くのアイデアを出さなければならないということも起こらなくなる。
例えば「mt」の仕事は、「マスキングテープのデザインをしてください」というところからはじまり、それに付随してロゴやパッケージデザインの見直し、商品の展開の仕方、展示会の企画と広がっていった。
結果に結びつくための提案をしていって、良好な関係を築いていった。
クライアントがどのような過去を歩み、現在はどういう状況にあって、これからどうなりたいかと考えているのか。
どのようにデザインすれば、より良い形で人に伝わるのか。現在、過去、未来を俯瞰し、製品やサービスに寄り添いすべきことを徹底的に考える。その試行錯誤を通して、より深い関係を築くことができるし、事業に貢献することができるようになる。
②デザインを過信しない
様々な案件に対し、どんなデザインであれば正しく役立つことができるのか。そのために「デザインを過信せず、適切なデザインをする」ことを心がけている。
デザイナーは、作る、表現することに長けているだけではだめ。課題の背景にあるものを考えずに、自分のオリジナリティに固執してしまったら、どんなにかっこいいものでも機能しない。
人としてのふるまいや、社会の動向への関心など、あらゆるものはデザインとつながっているということを理解するということを意識すべき。
③人々の行動様式や生活に影響を与えられるか
商品を売って終わりではなく、届いた先で人々に幸せを影響をもたらすものにしたい。
届け方の仕組みを含めて、あらゆる方法の中から、その商品にとって最も適切な方法を選択して提示できることが求められている。
そうしていくことで影響を広げていき、文化にたどりつく道筋をつけていきたい。
文化になるということは、クライアントに安定した収益をもたらすだけでなく、製品が成長した証をえることにもつながる。文化や習慣として根付けば、自然と裾野もひろがり、お客にとってもそれを楽しむシチュエーションが増えていく。
デザインや仕組みを考える時には、届けたい相手の顔を具体的に思い浮かべるようにしている。一人の人にさえ届かないものが、広く伝わっていくわけがない。その人を喜ばせたいという思いをクライアントと協業していく中で突き詰めていくことが大切。